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カテゴリー「ナデシコ科」の記事一覧

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アグロステンマ

アグロステンマ


アグロステンマはナデシコ科アグロステンマ属の一年草である。
原産地はヨーロッパである。
草原や麦畑に生える雑草を園芸品種として改良したらしい。
日本へは明治時代に渡来した。
草丈は60~90センチくらいである。
細い茎が直立し、葉は麦のような線形をしている。
このため、和名を麦仙翁(ムギセンノウ)という。
また、別名を麦撫子(ムギナデシコ)ともいう。
開花時期は5~7月である。
花径は5~7センチで、5弁の花びらは軽く外側にカールする。
花びらには放射状に筋が入る。
花の色は濃いピンク、ピンク、白などである。
種子はサポニン配糖体を含み有毒である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Agrostemma githago


★可憐なる花びらくるりカールする
 アグロステンマ微笑むように
☆ふんわりと何に掛けたか花びらを
 アグロステンマ優しき花よ



アグロステンマ


花図鑑
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マンテマ

マンテマ


マンテマはナデシコ科マンテマ属の越年草である。
原産地はヨーロッパで、海岸などの低地に生える。
日本へは江戸時代後期の弘化年間(1844~1847年)に観賞用として渡来した。
現在では逸出したものが海岸などに帰化している。
草丈は20~30センチである。
茎は直立し、上部でよく枝分かれをする。
茎には毛が生えており、上部では腺毛(粘着物質を出す毛)が交じる。
葉は向かい合って生え(対生)、葉の両面には毛が生える。
茎に下部につく葉はへら形で、先は丸い。
上部につく葉は倒披針形で、先が尖る。
開花時期は4~6月である。
枝先に花径5~8ミリくらいの小さな花がたくさんつく。
花弁は5枚である。
花の色は白く、中央部に紅紫色の斑が入る。
花のつけ根には萼筒がある。
萼筒には紫色の筋が10本入る。
マンテマの由来は諸説がありはっきりしないが、西洋の言葉の転訛したものであるようだ。
写真は6月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Silene gallica var. quinquevulnera


★小さくてだけど賑わうように咲く
 マンテマの花海辺が似合い



マンテマ


花図鑑

びらんじ(ビランジ)

びらんじ(ビランジ)


びらんじはナデシコ科マンテマ属の多年草である。
本州の関東地方から中部地方にかけて分布し、山地から高山にかけての岩場などに生える。
草丈は10~30センチくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~9月くらいである。
茎先に淡い紅色の花を数輪つける。
花径は2~3センチくらいである。
花弁は5枚で、花弁の先は浅く2つに裂けている。
茎の上部や萼筒には腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Silene keiskei var. minor


★訪れる人もまばらな岩場には
 びらんじの花姿やさしく



びらんじ(ビランジ)


花図鑑

蔓びらんじ(ツルビランジ)

蔓びらんじ(ツルビランジ)


蔓びらんじ(ツルビランジ)はナデシコ科マンテマ属の多年草である。
本州の関東地方北部から長野県にかけて分布し、山地の岩場に生える。
草丈は10~20センチくらいである。
茎は蔓状で、地を這って伸びて岩壁などに垂れ下がる。
茎は赤味を帯び、細かな毛が生えている。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7~9月である。
花の色は紅紫色である。
花弁は5枚である。
花弁の先は浅く2つに裂ける。
萼は筒状で赤味を帯びる。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Silene keiskei form. procumbens


★絶滅の危機とたたかい花開く
 蔓びらんじは野生の姿



蔓びらんじ(ツルビランジ)


花図鑑

浜辺マンテマ(ハマベマンテマ)

浜辺マンテマ(ハマベマンテマ)


浜辺マンテマ(ハマベマンテマ)はナデシコ科マンテマ属の多年草である。
学名からシレネ・マリティマと表示するところもある。
原産地はイギリスと北アフリカで、海浜植物である。
草丈は10~20センチくらいである。
灰緑色の茎は地面を這って広がり、花茎を斜上させる。。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は分厚く灰緑色をしており、細かい毛が生える。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6~8月である。
茎先に1輪から数輪の白い花をつける。
花径は3センチくらいで、花びらは5枚である。
花びらの先は浅く2つに裂ける。
萼は釣鐘形で、開花をすると袋のように膨らむ。
雄しべはたくさんある。
英名はシーキャンピオン(sea campion)である。
キャンピオンはマンテマの仲間のことである。
マンテマの由来は諸説がありはっきりしないが、西洋の言葉の転訛したものであるようだ。
理由通名を布袋マンテマ(ホテイマンテマ)ともいう。
写真は4月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Silene maritima


★ユニークな萼の姿が面白い
 浜辺マンテマ花愛らしく



浜辺マンテマ(ハマベマンテマ)


花図鑑

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