新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
御座の間匂(ゴザノマニオイ)
- 2015/05/04 (Mon)
- バラ科 |
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御座の間匂(ゴザノマニオイ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
かつて桜の名所であった荒川堤由来の桜の1つである。
駿河台匂(スルガダイニオイ)や滝匂(タキニオイ)の近縁で、よい香りのする品種である。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は盃状である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月の中旬である。
花の色は白く、一重咲きないし半八重咲きの大輪で、旗弁(きべん:雄しべが花弁のように変化したもの)がある。
花弁数は5枚から10枚である。
萼筒は鐘状である。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Fasciculata は「束になった」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Gozanomanioi'
★ぽつぽつと交じるピンクが目を引くね
由来が知りたい御座の間匂
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