新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「バラ科」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2012.02.17
寒衣(カンゴロモ)
- 2012.02.16
実成枝垂(ミナリシダレ)
- 2012.02.13
鶯宿(オウシュク)
- 2011.05.02
藪蛇苺(ヤブヘビイチゴ)
- 2011.05.01
蛇苺(ヘビイチゴ)
寒衣(カンゴロモ)
- 2012/02/17 (Fri)
- バラ科 |
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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
寒衣(カンゴロモ)はその栽培品種の1つである。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は1月から3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
野梅系・野梅性の紅色をした八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。
比較的早咲きの品種である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus mume 'Kangoromo'
★野の姿色濃く残す寒衣
静かに咲けば春の足音
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実成枝垂(ミナリシダレ)
梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
実成枝垂(ミナリシダレ)はその栽培品種の1つである。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2月から3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
野梅系・野梅性の白い一重咲きの中輪(花径20から25ミリ)である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Prunus mume 'Minarishidare'
★どんな実がつくのかいつか見てみたい
実成枝垂の花は清楚で
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鶯宿(オウシュク)
梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
鶯宿(オウシュク)はその栽培品種の1つである。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
野梅系・野梅性の淡い紅色をした一重咲きの大輪(30から40ミリ)である。
八重咲きのものもある。
実梅とされ、古くから徳島県などで栽培されている。
梅酒ともされる。
開花時期は2月から3月である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus mume 'Osyuku'
★花も実も楽しみたいね思い切り
梅酒を一つ造ってみるか
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藪蛇苺(ヤブヘビイチゴ)
藪蛇苺(ヤブヘビイチゴ)はバラ科ヘビイチゴ属の多年草である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、半日陰のやや湿ったところに生える。
海外では、台湾、中国の南部、東南アジアなどにも分布する。
草丈は10~15センチくらいである。
地面を這い、匍匐茎で繁殖する。
葉は3小葉からなる。
側小葉が分かれて5小葉のように見えるものもある。
小葉の形は楕円形である。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶があり、濃い緑色をしている。
開花時期は4~6月くらいである。
葉の脇から柄を伸ばし、先に花径2センチくらいの黄色い5弁花をつける。
萼片は5枚で、その下に萼片より大きな副萼片がある。
イチゴのような実(偽果)は赤く熟すが、食べても味はない。
近縁種の蛇苺(ヘビイチゴ)は明るい場所に生え、葉の色が薄く、萼は花から飛び出さない。
属名の Duchesnea はフランスの植物学者「デュシェーヌ(A. N. Duchesne)さん」の名からきている。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Duchesnea indica
★薄闇をほんのり照らし花開く
藪蛇苺の花愛おしく
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蛇苺(ヘビイチゴ)
蛇苺(ヘビイチゴ)はバラ科ヘビイチゴ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、日当たりのいい湿った草地などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は5~20センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は長さ2~3センチの楕円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
花径10~15ミリくらいで5枚の花びらを持つ黄色い花を咲かせる。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、赤く熟する。
食べられるがあまりおいしくない。
近縁種の藪蛇苺(ヤブヘビイチゴ)は、葉の色が濃くて全体に大きい。
属名の Duchesnea はフランスの植物学者「デュシェーヌ(A. N. Duchesne)さん」の名からきている。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味である。
花の写真は4月に南足柄市の「足柄森林公園丸太の森」で撮った。
実の写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Duchesnea chrysantha
★恐ろしい名前もらった蛇苺
食べてほしいが人に嫌われ
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