新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「バラ科」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2011.04.14
晩都(オソミヤコ)
- 2011.04.13
静匂(シズカニオイ)
- 2011.04.12
鴛鴦桜 (オシドリザクラ)
- 2011.04.11
薄墨(ウスズミ)
- 2011.04.10
牡丹桜(ボタンザクラ)
晩都(オソミヤコ)
晩都(オソミヤコ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
「里桜」の仲間の1つである。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月中旬~5月初旬である。
染井吉野(ソメイヨシノ)が終わった後に、葉の展開と同時に花をつける。
特徴は花径が5センチくらいある八重咲きの大輪であることである。
花の色は淡い紅色で、花弁数は30~40枚くらいある。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Osomiyako'
★どのような由来の花かわからぬが
八重の大輪いつに変わらず
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静匂(シズカニオイ)
静匂(シズカニオイ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
小金井堤の山桜(ヤマザクラ)の実生から選抜された園芸品種である。
遺伝研の竹中博士によって作出され、三島市内に植えられた。
樹高は3~7メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には毛は生えていない。
開花時期は4月中旬である。
葉の展開に先立って花をつける。
花径25ミリくらいの中輪で、花弁数5枚の一重咲きである。
花の色は淡い紅色で、花弁の先や花弁の裏側が濃い紅色となる。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、少し結実する。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の jamasakura は「ヤマザクラ」のことである。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus jamasakura 'Shizuka-nioi'
★工夫して生まれた花と知らされて
思い深まる静匂に
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鴛鴦桜 (オシドリザクラ)
鴛鴦桜 (オシドリザクラ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
マメザクラ系の重弁品種である。
豆桜(マメザクラ)と他のサトザクラとの雑種ではないかと推定されている。
富士山麓の御殿場市の農家にあった桜である。
和名の由来は、雌しべが2本ある花が多いことからきている。
樹高は2メートルくらいである。
あまり大きくはならないので盆栽にも向いている。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には欠刻状の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉や葉の柄には毛が生えている。
開花時期は4月の上旬から中旬である。
葉の展開と同時に花をさかせる。
花径25ミリから35ミリくらいの中輪で、花の色は淡い紅色をしている。
花弁数は20枚から50枚である。
萼筒は太い鐘形、萼片は幅の広い三角形である。
結実はしない。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の incisa は「鋭く裂けた」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus incisa 'Oshidori'
★何枚も重ね着をして花開く
鴛鴦桜は薄紅の色
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薄墨(ウスズミ)
薄墨(ウスズミ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
「里桜」の仲間の1つである。
東京の荒川堤より広がったものが栽培されているという。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月中旬から下旬である。
花の色は白く、花径40~45ミリくらいの中輪で一重咲きである。
花びらが細長く、花びらと花びらの間に隙間がある。
咲いた印象が薄墨色に見えるというのが名の由来である。
緑色の大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)があるのが特徴である。
また、花の柄には白い毛が生える。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
品種名の Nigrescens は「黒っぽい」という意味である。
写真は4月に多摩森林科学園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Nigrescens'
★薄墨の色に譬えし花の色
一重に咲けば春の一景
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牡丹桜(ボタンザクラ)
牡丹桜(ボタンザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
八重咲きの桜の代表格であるが、実際に栽培されているものは少ないという。
分類上は「里桜」の1つとされている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の両面や葉の柄には毛はなく、葉の縁には芒形(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月下旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は3~5センチの大輪で、花の色は淡い紅色である。
八重咲きで、花弁数は11~15枚くらいである。
花びらの形は円形である。
花はやや下向きに咲く。
一総につく花の数は3~5輪である。
結実はしない。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Moutan'
★八重に咲く桜といえば数あれど
牡丹桜の名は高くして
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