新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「バラ科」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2011.04.09
御殿場桜(ゴテンバザクラ)
- 2011.04.07
狩衣(カリギヌ)
- 2011.04.06
思川(オモイガワ)
- 2011.04.05
小金井薄紅桜(コガネイウスベニザクラ)
- 2011.04.04
胡蝶(コチョウ)
御殿場桜(ゴテンバザクラ)
御殿場桜(ゴテンバザクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
静岡県の御殿場市や裾野市に古くからあったもので、マメザクラの系統である。
農家などで庭木や生垣として利用されている。
樹高は1~7メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の柄や葉の両面には毛が生えている。
葉の縁には欠刻状の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の上旬である。
葉の展開に先立ってかほぼ同時に花を咲かせる。
蕾の色は紅色である。
花径は25~35ミリくらいの一重の中輪である。
花びらは5枚で、花びらの形は丸く先に切れ込みがある。
花の色は淡い紅色で、花びらの外側には濃い紅色が残る。
散り際には花芯が赤味を帯びる。
結実性はない。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の incisa は「鋭く裂けた」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus incisa x Prunus sp. 'Gotenba-zakura'
★挿し木でも育てやすくて人気ある
御殿場桜に手を触れてみて
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狩衣(カリギヌ)
狩衣(カリギヌ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
樹高は4~8メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月中旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は白く、花径4~5センチの大輪で一重咲きである。
花びらの形は丸い。
一総につく花の数は2~3輪である。
葉や葉の柄には毛が生えている。
結実はしない。
「狩衣」というのは神官が身につけているような衣装である。
花の色をたとえたものであろう。
白雪(シラユキ)や翁桜(オキナザクラ)と呼ばれる園芸品種ときわめて近く、同一とする見解もある。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に多摩森林科学園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Kariginu'
★狩衣をまとい静々進み行く
心地味わう春のひと時
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花図鑑
思川(オモイガワ)
思川(オモイガワ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
栃木県小山市の修道院に咲く十月桜(ジュウガツザクラ)の実生から育った桜である。
名は修道院の下を流れる思川にちなんでつけられた。
小山市の「市の花」とされている。
十月桜(ジュウガツザクラ)と八重のエドヒガン系の交雑種ではないかと推定されている。
樹高は5~8メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏面には少し毛が生える。
開花時期は4月中旬である。
花径2~3センチの中輪で、花の色は淡い紅色である。
花弁数は5~10枚の半八重咲きである。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、少し結実する。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の subhirtella は「やや短剛毛のある」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x subhirtella 'Omoigawa'
★爛漫の春に似合いの思川
枝先埋めるピンクのシャワー
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花図鑑
小金井薄紅桜(コガネイウスベニザクラ)
小金井薄紅桜(コガネイウスベニザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原木は都立小金井公園にある。
サトザクラ系の園芸品種である。
昭和63年に新品種として登録された。
霞桜(カスミザクラ)、丁子桜(チヨウジザクラ)、支那実桜(シナミザクラ)などが自然交雑をして生まれたものと推定されている。
樹高は10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月中旬である。
咲き始めは濃い紅色で、満開時には淡い紅色になる。
花弁数は5枚で、花弁の縁の色が濃いという特徴がある。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Koganeiusubenizakura'
★小金井にいろんな桜のあるを知る
尋ねてみよう花開くころ
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花図鑑
胡蝶(コチョウ)
胡蝶(コチョウ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
分類上はサトザクラ群の栽培品種である。
もとは京都の仁和寺境内にあった桜とされている。
満開になると蝶が飛ぶような風情があるところから名づけられた。
樹高は5~8メートルくらいである。
枝は太くて数が少なく、樹高はあまり伸びない。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には芒状(先が針のような)のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には両面ともに毛は生えない。
開花時期は4月の上旬から中旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花径3~5センチの大輪で、一重咲きである。
花の色は淡い紅色で、花弁は5枚である。
花弁の形は円形で、先に切れ込みがある。
花には旗弁(はたべん)という雄しべが花弁のように変化したものがある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、たくさん結実する。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Kocho'
★仁和寺の庭にきれいに咲くという
胡蝶の姿思い描いて
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