新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「マメ科」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2010.05.26
金鎖(キングサリ)
- 2010.05.25
金雀児(エニシダ)
- 2009.12.24
ホワイト・パウダーパフ
- 2009.12.23
カリアンドラ・エマルギナタ
- 2009.12.22
紅合歓(ベニゴウカン)
金鎖(キングサリ)
金鎖(キングサリ)はマメ科キングサリ属の落葉小高木である。
原産地はヨーロッパ南部である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から房のような総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下げ、黄色い蝶形の花をたくさんつける。
房の長さは20センチから30センチくらいにもなる。
別名を黄花藤(キバナフジ)ともいう。
ただし、フジとは別属でエニシダ属に近い。
有毒植物なので注意が必要である。
和名は英名の golden chain をそのまま訳したものである。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Laburnum anagyroides
★弓形に枝しならせて金鎖
黄金の色の房を垂れ下げ
今日の花ドットコム
花図鑑
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金雀児(エニシダ)
金雀児(エニシダ)はマメ科エニシダ属の落葉低木である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本へは江戸時代の中期に渡来した。
本州の関東地方より南では庭植えができる。
樹高は2、3メートルである。
よく枝分かれをし、先は弓のように垂れ下がる。
葉は3出複葉といい、3枚の小さな葉で1セットになる。
小葉の形は倒卵形である。
開花時期は4、5月である。
前年の枝の葉の脇に1つずつ花をつける。
鮮やかな黄色ないし暗い赤色の蝶形の花である。
満開になると、枝いっぱいに蝶が群がり飛ぶようである。
なお、エニシダという読みは、旧属名のヘニイスタ(genista)の日本語なまりだという。
また、ヨーロッパでは枝箒とされ、ハリーポッターなどで空を飛ぶ箒もこの樹でつくったものだという。
全草にアルカロイドを含み、誤食すると危険である。
俳句の季語は夏である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Cytisus scoparius
★金雀児は揺られ揺られて夢枕
風吹くままに蝶よ花よ
今日の花ドットコム
花図鑑
ホワイト・パウダーパフ
ホワイト・パウダーパフ(white rowederpuff)はマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑低木である。
原産地はボリビアである。
属名のカリンアンドラ(Calliandra)の名でも流通している。
カリンアンドラは美しい雄しべを意味する。
白く伸びているのは雄しべである。
ホワイト・パウダーパフは英名である。
赤花のものもあり、大紅合歓(オオベニゴウカン)と呼ばれる。
こちらのほうの英名はレッド・パウダーパフ(red powederpuff)である。
本種はその園芸品種である。
樹高は2~3メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細長い卵形である。
開花時期は12~3月くらいである。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Calliandra haematocephala cv. Albiflora
★不思議なる花の形で人気呼ぶ
カリンアンドラはボリビア育ち
花図鑑
カリアンドラ・エマルギナタ
カリアンドラ・エマルギナタはマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑小低木である。
原産地はメキシコである。
樹高は1~2メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は幅の広い卵形で、近縁種と比較して大きい。
開花時期は周年である。
属名のカリアンドラ(Calliandra)は、ギリシャ語の「美しい雄しべ」に由来する。
雄しべが糸状に長く伸びた紅色の花をつける。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Calliandra emarginata
★紅色の長い雄しべが個性的
カリアンドラの不思議な姿
花図鑑
紅合歓(ベニゴウカン)
紅合歓(ベニゴウカン)はマメ科ベニゴウカン属の常緑低木である。
原産地はテキサス州、カリフォルニア州、メキシコなどである。
樹高は1~2メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形である。
葉は夜になると閉じる。
開花時期は6~11月である。
花のように見えるのは雄しべで、花冠は小さい。
たくさん伸び出す雄しべは鮮やかな緋色をしている。
一日花である。
合歓の木(ネムノキ)を赤くしたような花なので、緋合歓(ヒネム)とも呼ばれる。
学名からカリアンドラ・エリオフィラとも呼ばれる。
英名はレッド・パウダーパフ(red powederpuff)である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Calliandra eriophylla
★小振りでも紅合歓は鮮やかな
緋色の房を陽に煌かせ
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