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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「マメ科」の記事一覧

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ダビエシア・レプトフィラ



ダビエシア・レプトフィラはマメ科ダビエシア属の常緑低木である。
ダビエシア属はオーストラリアに135種が分布する。
本種の原産地もオーストラリアである。
樹高は1~2メートルである。
葉は棒状で、黄緑色をしている。
自生地での開花時期は10~12月である。
日本では春に花を咲かせる。
葉の脇に黄色とオレンジ色をした蝶形の花をまとめてつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Daviesia はイギリスの植物学者「ダビエス(Hugh Davies, 1739-1821)さん」の名からきている。
種小名の leptophylla は「細い葉の」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Daviesia leptophylla

★お世辞にも美しいとは言えないが
 彼の地らしさを漂わせ咲く




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雪萩(ユキハギ)



雪萩(ユキハギ)はマメ科ハギ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の東北地方から北陸地方にかけて日本海側に分布し、山地や川原に生える。
分類上は毛萩(ケハギ)の白花品種とされている。
和名の由来は白い花を雪に見立てたものである。
樹高は1メートルから2メートルである。
枝は直立するものも垂れるものもある。
茎や葉には毛がたくさん生えている。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根は円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7月から9月である。
白い蝶形の花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Lespedeza は東フロリダ総督だったスペイン人の「セスペデス(Vincente Manuel de Cespedes, 1746-1802)さん」の名からきている。CがLになったのは誤植のため。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物学の基礎を作った「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さんの」という意味である。
亜種名の patens は「立ち上がるようにつく」という意味である。
品種名の nivea は「雪のように白い」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Lespedeza thunbergii subsp. patens f. nivea

★夏もなお薄暗闇の空間に
 雪積もるごと豪快に咲き




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十六大角豆(ジュウロクササゲ)



十六大角豆(ジュウロクササゲ)はマメ科ササゲ属の蔓性一年草である。
原産地は北アフリカだと考えられている。
現在は東南アジアなどで広く栽培されている。
日本へは平安時代に渡来していた。
本格的に栽培されるようになったのは戦後のことである。
愛知県と岐阜県が主な産地となっている。
和名の由来は、莢の中に16個の豆があるということからきている。
別名を三尺大角豆(サンジャクササゲ)ともいう。
莢果の長さは30センチから50センチくらいである。
若い莢や熟した豆が食用とされる。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
開花・収穫時期は7月から8月である。
葉の脇に黄白色ないし紅紫色をした蝶形の花をつける。
属名の Vigna はイタリアの医師で園芸家の「ビーニャ(Dominico Vigna, ?-1647)さん」の名からきている。
種小名の unguiculata は「爪状の」という意味である。
変種名の sesquipedalis は「距の長さが1.5フィートの」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
栽培品種の「黒種大長三尺ササゲ」である。
学名:Vigna unguiculata var. sesquipedalis

★あれあれと驚くようにひょろ長く
 笑いを誘う十六大角豆



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浜鉈豆(ハマナタマメ)



浜鉈豆(ハマナタマメ)はマメ科ナタマメ属の多年草である。
本州(太平洋側は千葉県、日本海側は山形県)から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸の砂浜に生える。
海外では、台湾、中国にも分布する。
茎は地を這って5メートル以上になる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の広い卵形である。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
開花時期は6~8月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色をした蝶形の花をつける。
花径は25~30ミリくらいあり大きい。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
実は長い楕円形で長さが5~10センチくらいある。
属名の Canavalia はインドのマラバールでの現地語「canavali(ナタマメ)」からきている。
種小名の lineata は「線条のある」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Canavalia lineata


★また一つ南の島が故郷の
 浜鉈豆と出逢い楽しみ




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浜小豆(ハマアズキ)



浜小豆(ハマアズキ)はマメ科ササゲ属の蔓性多年草である。
九州の南部から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸の砂浜に生える。
海外では、熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
別名を浜大角豆(ハマササゲ)という。
蔓は地上を這って伸び、2~5メートルくらいになる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く艶がある。
頂小葉が側小葉より少し大きい。
開花時期は5~10月くらいである。
葉の脇から花茎を出し、花径10~15ミリくらいの蝶形をした黄色い花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Vigna はイタリアの医師で園芸家の「ビーニャ(Dominico Vigna, ?-1647)さん」の名からきている。
種小名の marina は「海の」という意味である。
写真は5月に沖縄県今帰仁村の古宇利島で撮った。
学名:Vigna marina


★めずらしい花ではないが温帯で
 見られぬだけに喜び増して




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