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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「マメ科」の記事一覧

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銀合歓(ギンゴウカン)



銀合歓(ギンゴウカン)はマメ科ギンゴウカン属の落葉低木である。
ギンゴウカン属は中南アメリカに40種くらいが分布する。
本種の原産地もメキシコ、ベリーズ、グァテマラなどである。
日本では、沖縄と小笠原諸島に移入されたものが野生化している。
別名を銀合歓(ギンネム)ともいう。
和名の由来は合歓の木(ネムノキ)に似て白い花を咲かすことからきている。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は2回偶数羽状複葉(枝分かれした先に、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
枝先に球形の頭状花序を出し、たくさん白い花をつける。
花序径は2センチくらいである。
花の後にできる実は線形の豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Leucaena はギリシャ語の「leukos(白)」からきている。
種小名の leucocephala は「頭が白い」という意味である。丸く咲く白い集合花の形から名づけられた。
写真は5月に沖縄県東村の慶佐次地区で撮った。
学名:Leucaena leucocephala


★チェックをしていた花が咲いている
 季節を変えて訪ねた甲斐が




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三葉の駒繋ぎ(ミツバノコマツナギ)



三葉の駒繋ぎ(ミツバノコマツナギ)はマメ科コマツナギ属の多年草である。
沖縄に分布し、海岸近くの草地や石灰岩の岩場に生える。
海外では、アジアからオーストラリアにかけての亜熱帯・熱帯に広く分布する。
和名の由来は、姿が駒繋ぎ(コマツナギ)に似ていて三葉であることからきている。
別名を那覇烏帽子草(ナハエボシグサ)という。
烏帽子草(エボシグサ)は都草(ミヤコグサ)の別名である。
草丈は20~30センチである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は倒卵形で分厚く、先はへこむ。
開花時期はほぼ周年だが、春から初夏にかけて特によく咲く。
葉よりも短い花茎に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、数輪の花をつける。
花径1~2センチの蝶形花で、色は緋紅色である。
花の後にできる実は線形の豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Indigofera はラテン語の「indigo(藍)+fero(有する)」からきている。この属の1種から藍染の染料を採ることから名づけられた。
種小名の trifoliata は「三葉の」という意味である。
写真は5月に沖縄本島の辺戸岬で撮った。
学名:Indigofera trifoliata


★潮風を受けて流せるしなやかな
 葉陰に真っ赤な花を咲かせて




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四角豆(シカクマメ)



四角豆(シカクマメ)はマメ科シカクマメ属の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
原産地はニューギニアである。
野菜としてインドやインドネシア、タイ、ニューギニアなどで栽培されている。
日本でも、沖縄県や小笠原諸島などで栽培されている。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形である。
開花時期は秋である。
青紫色をした蝶形の花を咲かせる。
莢は長さが15センチから30センチくらいあり、縦に4つの稜がある。
断面が四角形なのが名の由来である。
若い莢や葉、熟した豆、根粒が食用になる。
属名の Psophocarpus はギリシャ語の「psopho(騒々しい)+carpus(果実)」からきている。
種小名の tetragonolobus は「四角い裂片の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Psophocarpus tetragonolobus


★見慣れない形に驚く四角豆
 所変われば姿も変わり




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鉈豆(ナタマメ)



鉈豆(ナタマメ)はマメ科ナタマメ属の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
原産地は、インド、東南アジアである。
日本へは江戸時代の初期に中国を経由して渡来した。
蔓性で、茎は長く伸びる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は夏である。
葉の脇に大きな蝶形の白ないし紅色の花をつける。
花は長さが35ミリくらいある。
莢は長さ25センチ、幅5センチくらいある。
これを鉈に見立てたのが名の由来である。
若い莢や豆が食用とされる。
また、健康食品や民間薬としても利用される。
属名の Canavalia はインドのマラバールでの現地語「canavali(ナタマメ)」からきている。
種小名の gla(n)diata は「剣のような形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Canavalia gladiata


★やれこれは大きな豆と笑み洩れる
 毒を煮出して食べるそうだよ




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蔓豆(ツルマメ)



蔓豆(ツルマメ)はマメ科ダイズ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、道端や空き地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ロシア極東部などにも分布する。
別名を野豆(ノマメ)とも言う。
大豆(ダイズ)の原種と考えられている。
蔓性で蔓は2~3メートルくらいに伸びる。
茎は細く、褐色の逆毛が生える。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長さ3~8センチの幅の狭い卵形で、表面には毛が生える。
開花時期は8~9月くらいである。
花径は1センチに満たないが、鮮やかな紅紫色をした蝶形の花が群がってつく。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さ2~3センチで、淡い褐色の毛が密生する。
属名の Glycine はギリシャ語の「glycys(甘い)」からきている。大豆の味からつけられた名である。
種小名の soja は「醤油」の意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Glycine soja


★枝豆とよく似た莢がつくという
 蔓豆の花米粒のよう




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