新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「ミカン科」の記事一覧
- 2024.11.26
[PR]
- 2010.01.30
仏手柑(ブシュカン)
- 2010.01.29
平実レモン(ヒラミレモン)
- 2010.01.28
日向夏(ヒュウガナツ)
- 2010.01.27
晩白柚(バンペイユ)
- 2010.01.26
花柚(ハナユ)
仏手柑(ブシュカン)
仏手柑(ブシュカン)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
原産地はインド、ヒマラヤ地方である。
樹高は5~8メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~6月である。
葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い5弁花をつける。
萼片は5枚で、雄しべはたくさんある。
花弁の外側は淡い紅紫色を帯びる。
花の後にできる実の形が面白い。
形は釣鐘状で、下部が8つから12くらいに裂ける。
この形を仏像の垂れた手に見立てたのが和名の由来である。
果肉はほとんどなくて生食には向かない。
沖永良部島では味噌漬けにして食べるという。
また、中国では砂糖を加えて煮詰めたものを食べるという。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
花の写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Citrus medica var. sacodactylus
★花見てもとても区別はつかぬけど
果実の形驚くばかり
今日の花ドットコム
花図鑑
PR
平実レモン(ヒラミレモン)
平実レモン(ヒラミレモン)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、栽培もされる。
海外では台湾にも分布する。
沖縄方言のシークヮーサーの名がよく知られている。
樹高は3~5メートルである。
枝には棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、先は尖る。
開花時期は3月である。
花径3センチくらいの白い花をつける。
収穫期は8~12月である。
8~9月の青い実は酸味が強く、レモンの代わりに用いられる。
11~12月の黄色く色づいたものは生食やジュースとして利用する。
実の直径は4~5センチくらいである。
ノビレチンという抗癌作用のある物質が含まれることで注目されている。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus depressa
★燦燦と陽の降り注ぐ沖縄で
シークヮーサーの味は格別
今日の花ドットコム
花図鑑
日向夏(ヒュウガナツ)
日向夏(ヒュウガナツ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地は九州の宮崎県である。
1820年ころ(文政年間)に発見された。
果実の特徴から柚子(ユズ)に関連のある雑種と考えられている。
開花時期は5月である。
花の色は白く、よい香りがする。
結実時期は5~6月である。
実の径は8センチくらいである。
果肉のまわりの白い部分が美味しいというのが特徴である。
宮崎県の特産品であるが他県でも栽培されている。
静岡県産のものはニューサマーオレンジと呼ばれる。
高知県産のものは土佐小夏(トサコナツ)と呼ばれる。
そのほか、熊本県や愛媛県などでも栽培されている。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:Citrus tamurana
★柑橘の香り豊かな日向夏
趣変えた味が好まれ
今日の花ドットコム
花図鑑
晩白柚(バンペイユ)
晩白柚(バンペイユ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はマレー半島である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
文旦(ブンタン)やザボンの仲間で、実はとても大きい。
現在では熊本県の特産品となっている。
「白柚」というのは文旦(ブンタン)のことで、晩生である(完熟期が遅い)ことからこの名がつけられた。
樹高は3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~5月である。
花は白い5弁花で、花径は5~7センチくらいある。
実は直径が20センチ以上ある。
果肉は生食され、果皮は砂糖漬けやジャムに利用される。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus grandis (=Citrus maxima)
★大きな実ネットで支えた姿見て
これは何かと色めき立って
今日の花ドットコム
花図鑑
カレンダー
カウンター
楽 天
お買い物
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/04)
(11/03)
(06/27)
(01/29)
(01/28)
(01/26)
(01/24)
(10/21)
(10/20)
(10/18)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
(07/15)
(07/16)
(07/17)
(07/18)
(07/20)
(07/20)