新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
クニフォフィア・ガルピニー
- 2012/08/30 (Thu)
- ユリ科 |
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クニフォフィア・ガルピニーはユリ科シャグマユリ属の多年草である。
分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。
赤熊百合(シャグマユリ)というのはトリトマ(Tritoma)のことで、本種もその近縁種である。
原産地は南アフリカである。
草丈は60~80センチくらいである。
根際から生える葉は細長い線形で、地面に垂れ下がる。
開花時期は6~10月である。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、オレンジ色の筒状の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kniphofia はドイツの植物学者「クニホフ(J. H. Kniphof)さん」の名からきている。
種小名の galpinii は19世紀から20世紀の南アフリカの銀行家で植物学者だった「ガルピン(E. E. Galpin)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Kniphofia galpinii
★背が高く茎もほっそりなかなかに
ピント合わない花に苦しみ
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