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カテゴリー「ユリ科」の記事一覧

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白花深山辣韮(シロバナミヤマラッキョウ)

白花深山辣韮(シロバナミヤマラッキョウ)

深山辣韮(ミヤマラッキョウ)はユリ科ネギ属の多年草である。
北海道、岩手県、山形県、長野県に分布し、亜高山帯から高山帯の岩場や草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、シベリアなどにも分布する。
草丈は15センチから40センチくらいである。
葉は線形で平たい。
自生地での開花時期は7月から8月である。
花は紅紫色で、花びら(花被片)は狭い卵形で雄しべより少し短い。
稀に白花も見られて、白花深山辣韮(シロバナミヤマラッキョウ)と呼んでいる。
写真は10月に箱根の強羅公園で撮った。
学名:Allium splendens


★高山に咲くという白花に
 思わず知らず瞳を凝らし


白花深山辣韮(シロバナミヤマラッキョウ)

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深山辣韮(ミヤマラッキョウ)

深山辣韮(ミヤマラッキョウ)

深山辣韮(ミヤマラッキョウ)はユリ科ネギ属の多年草である。
北海道と岩手県、山形県、長野県に分布し、亜高山帯や高山帯の岩場や乾いた草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
草丈は15センチから40センチくらいである。
葉は線形で平たい。
自生地での開花時期は7月から8月である。
紫色の小さな花を花茎の先にたくさんつける。
稀に白花もある。
花被片は雄しべより少し短い。
写真は10月に箱根の強羅公園で撮った。
学名:学名 Allium splendens


★育つのは遥かに高い山の上
 かがんで咲くよ深山辣韮


深山辣韮(ミヤマラッキョウ)

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紀伊糸辣韮(キイイトラッキョウ)

紀伊糸辣韮(キイイトラッキョウ)

紀伊糸辣韮(キイイトラッキョウ)はユリ科ネギ属の多年草である。
日本固有種である。
分類上は、長崎県の平戸島に生育する糸辣韮(イトラッキョウ)の変種とされている。
分布域は本州の愛知県、岐阜県、和歌山県、山口県に限定され、山地の日当たりの良い岩場に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
長い糸状の葉が根際から生える。
開花時期は10月から11月くらいである。
花は基本種よりもやや小さい。
花の色は紅紫色で、雄しべが花びらよりずっと長い。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Allium virgunculae var. kiiense


★突き出した長い雄しべが可愛いよ
 紀伊糸辣韮息を潜めて


紀伊糸辣韮(キイイトラッキョウ)

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糸辣韮(イトラッキョウ)

糸辣韮(イトラッキョウ)

糸辣韮(イトラッキョウ)はユリ科ネギ属の多年草である。
日本固有種である。
長崎県の平戸島のみに分布し、岩場に生える。
また、山野草愛好家の間で古くから愛好されてきた。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は10センチからくらいである。
葉は幅1ミリくらいの円筒形で、根際から生える。
開花時期は10月からである。
茎先に散形花序(茎先からたくさん枝が出て、その先に1個つずつ花がつく)を出し、2個から12花をつける。
花被片は6枚である。
花の色は淡い紅紫色で、稀に白いものもある。
雄しべは花被片より長い。
俳句では「辣韮の花」が秋の季語である。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Allium virgunculae


★小振りでも花は大きく見栄えする
 糸辣韮の不思議な魅力
☆蕾割れ花簪を思わせる
 薄紫の糸辣韮は


糸辣韮(イトラッキョウ)

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広葉の台湾杜鵑草(ヒロハノタイワンホトトギス)

広葉の台湾杜鵑草(ヒロハノタイワンホトトギス)

台湾杜鵑草(タイワンホトトギス)はユリ科ホトトギス属の多年草である。
日本では、沖縄県の沖縄本島、西表島に分布する。
台湾ではごく普通に生える。
広葉の台湾杜鵑草(ヒロハノタイワンホトトギス)はその変種ないし園芸品種である。
撮影した東京都薬用植物園では変種として表示してあるが、ネットで学名を検索したところでは園芸品種の扱いである。
「ヒロハノタイワンホトトギス」の名ではまったく検索にひっかからない。
「ヒロハタイワンホトトギス」にするとブログで少し出てくる。
日本にはあまり入っていないのか別の名が使われているのかはっきりしない。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、つけ根は茎を抱く。
開花時期は9月から11月である。
茎先で枝分かれし、そこにやや小形の花が上向きにたくさんつく。
花被片は6枚で斜めに開く。
花被片の色は淡い紅色で、赤紫色の斑点が入る。
花冠のつけ根の部分には黄色い斑紋がある。
外花被片のつけ根の部分には球状のふくらみが2つずつある。
学名にあるアメシスティナ(Amethystina)は「アメジスト色」のことだが、見た目では基本種と花の色はほとんど変わらない。
葉の色ということもないだろうから「はてな?」である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Tricyrtis formosana cv. Amethystina(=Tricyrtis formosana var. amethystina)


★薄暗いロックガーデンその奥に
 謎めいた花風に揺られて


広葉の台湾杜鵑草(ヒロハノタイワンホトトギス)

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