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カテゴリー「ラン科」の記事一覧

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メディオカルカル・ビフォリウム



メディオカルカル・ビフォリウムはラン科メディオカルカル属の多年草である。
メディオカルカル属はニューギニアやモルッカ諸島、太平洋西部に40種くらい分布する小形の着生種である。
本種の原産地はニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ共和国である。
標高1800~2600メートルの森の樹上や湿った岩に生える着生種である。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、2枚ずつ向かい合って生える(対生)。
開花時期は周年である。
花茎の先に花径1センチくらいの小さな壷形の花をつける。
花の色は赤く、先が白い。
属名の Mediocalcar はラテン語の「medius(中間の)+calcar(距)」からきている。
種小名の bifolium は「2枚の葉の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Mediocalcar bifolium


★壷形でぷっくらとした赤い花
 ぽつぽつつけたメディオカルカル




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メディオカルカル・パラドクスム



メディオカルカル・パラドクスムはラン科メディオカルカル属の多年草である。
メディオカルカル属はニューギニアやモルッカ諸島、太平洋西部に40種くらい分布する小形の着生種である。
本種の原産地はニューギニア、インドネシア、南太平洋である。
標高700~2500メートルまでの樹上に生える着生種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で肉厚である。
開花時期は不明だが、撮影地では春に咲いていた。
花茎の先に花径6ミリくらいの小さな壷形の花をつける。
花の色は赤く、先が緑色である。
属名の Mediocalcar はラテン語の「medius(中間の)+calcar(距)」からきている。
種小名の paradoxum は「奇異な」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Mediocalcar paradoxum


★壷形で鈴蘭みたいな赤い花
 南の島には不思議があるね




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エリア・タオ



エリア・タオはラン科オサラン属(エリア属)の多年草である。
エリア属はアジアの熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
400種以上があり、ほとんどが着生種である。
日本にも筬蘭(オサラン)などが分布するので、属名の和名をオサラン属という。
本種の原産地は中国の海南島とベトナムである。
標高500~2200メートルの森の中の樹木に生える着生種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
茎先に花径2センチくらいの黄白色で赤い縦筋の入る花を1輪ずつつける。
唇弁は白く、縁には黄色や赤が交じる。
属名の Eria はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛の生える種類が多いことから名づけられた。
種小名の thao は地名由来のようだがはっきりしない。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Eria thao


★渋いけど彩織る色は美しく
 真綿みたいな毛にくるまれて




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エリア・テヌイフローラ



エリア・テヌイフローラはラン科オサラン属(エリア属)の多年草である。
エリア属はアジアの熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
400種以上があり、ほとんどが着生種である。
日本にも筬蘭(オサラン)などが分布するので、属名の和名をオサラン属という。
本種の原産地はベトナム、タイ、ミャンマー、ラオス、マレーシア、インドネシアなどである。
標高600~1300メートルの森の中の樹木に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
属名の Eria はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛の生える種類が多いことから名づけられた。
種小名の tenuiflora は「薄い花の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Eria tenuiflora


★大きくは開かずに咲く花らしい
 釣鐘みたいなテヌイフローラ




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エリア・ムルティフローラ



エリア・ムルティフローラはラン科オサラン属(エリア属)の多年草である。
エリア属はアジアの熱帯・亜熱帯地方に広く分布する。
400種以上があり、ほとんどが着生種である。
日本にも筬蘭(オサラン)などが分布するので、属名の和名をオサラン属という。
本種の原産地はインドネシアである。
ジャワ島、スマトラ島、バリ島に分布し、標高1400~2100メートルの森の中の樹木に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)ほ出し、白い小さな花を鈴なりにつける。
唇弁はピンクである。
属名の Eria はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛の生える種類が多いことから名づけられた。
種小名の multiflora は「たくさん花が咲く」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Eria multiflora


★日本ではめったに見られぬ花らしい
 謎を解くのもまた楽しくて




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