新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「ラン科」の記事一覧
- 2025.04.18
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- 2013.04.08
トリコグロッティス・トリフローラ
- 2013.04.07
樅蘭(モミラン)
- 2013.04.06
ホルコグロッスム・フラベスケンス
- 2013.04.05
ファレノプシス・アンボイネンシス
- 2013.04.04
ポマトカルパ・スピカタ
トリコグロッティス・トリフローラ
- 2013/04/08 (Mon)
- ラン科 |
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トリコグロッティス・トリフローラはラン科ニュウメンラン属(トリコグロッティス属)の多年草である。
トリコグロッティス属は東南アジアからポリネシアにかけて60種くらいが分布する着生種である。
日本にも沖縄の南西諸島に入面蘭(ニュウメンラン)が自生するので、属名の和名をニュウメンラン属という。
本種の原産地はタイ、ベトナムである。
標高1100~1200メートルの森に生える着生種である。
草丈は5~10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
葉の脇に花径5ミリくらいの小さな花を数輪つける。
花の色は緑色で、唇弁は白く紅紫色の斑点が入る。
属名の Trichoglottis はギリシャ語の「trichos(毛)+glottis(舌)」に由来する。毛のある唇弁という意味である。
種小名の triflora は「3つの花の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Trichoglottis triflora
★葉の色の緑が目立つその下に
花敷き詰めて微笑むごとく
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樅蘭(モミラン)
- 2013/04/07 (Sun)
- ラン科 |
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樅蘭(モミラン)はラン科マツラン属(サッコラビウム属)の多年草である。
日本固有種である。
本州の福島県以南と四国に分布し、山地の樹木に生える着生種である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は5~10センチくらいである。
茎は這って伸びる。
葉は肉厚の楕円形で先が尖り、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~4月である。
花径5ミリくらいの小さな黄緑色で紅紫色の斑が入る花を数輪つける。
唇弁は白く、真ん中に黄緑色の斑が入る。
和名の由来は、モミの林で見つかったことからきており、牧野富太郎博士が命名した。
属名の Saccolabium はラテン語の「sakkos(嚢)」とギリシャ語の「labium(唇)」からきている。袋状の唇弁の形から名づけられた。
種小名の toramanum は高知県出身の植物学者「吉永虎馬さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名: Saccolabium toramanum
★小さくて存在するのは日本だけ
とてもきれいな樅蘭の花
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ホルコグロッスム・フラベスケンス
- 2013/04/06 (Sat)
- ラン科 |
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ホルコグロッスム・フラベスケンスはラン科ホルコグロッスム属の多年草である。
ホルコグロッスム属は台湾からアッサムにかけておよそ11種が分布する小形の着生種である。
バンダ属と近縁であるが、距の長さや唇弁の形状で区別される。
属名の読み方は「ホルコグロッサム」とするものもある。
本種の原産地は、中国の雲南省である。
標高1200~2000メートルの森に生える着生種である。
草丈は10センチくらいである。
葉は円筒状である。
開花時期は冬から春である。
花径2~3センチの花を数輪つける。
花の色は白く、唇弁には濃い紅紫色や黄色が交じる。
花にはほのかな香りがある。
属名の Holcoglossum はラテン語の「Holcus(シラゲガヤ属)+glossus(舌)」からきている。
種小名の flavescens は「淡い黄色の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Holcoglossum flavescens
★小さいが花の姿は豪華だね
見事に咲いたホルコグロッスム
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ファレノプシス・アンボイネンシス
- 2013/04/05 (Fri)
- ラン科 |
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ファレノプシス・アンボイネンシスはコチョウラン属(ファレノプシス属)の多年草である。
ファレノプシス属は東南アジアを中心に70種くらい分布する着生種である。
ファレノプシス・アフロディテ(Phalaenopsis aphrodite)が胡蝶蘭(コチョウラン)の和名を持ち、そこから属名の和名もコチョウラン属とされる。
本種の原産地はインドネシアやニューギニアである。
熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は45センチくらいある。
葉は分厚い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6~9センチくらいの白い花を数輪つける。
赤褐色の斑点がたくさん入っている。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の amboinensis はインドネシアの「アンボン島(Ambon)の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis amboinensis
★イメージと少し違っているけれど
ファレノプシスの片鱗見せて
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ポマトカルパ・スピカタ
- 2013/04/04 (Thu)
- ラン科 |
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ポマトカルパ・スピカタはラン科ポマトカルパ属の多年草である。
ポマトカルパ属は東南アジアなどに40種くらいが分布する着生種である。
本種の原産地は中国の南西部、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ヒマラヤ、インドなどである。
標高200~1600メートルの森に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は革質で大形の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの小さな黄色の花を穂状にたくさんつける。
属名の Pomatocalpa は「pomatos(カップ)+calpe(水差し)」からきている。
種小名の spicata は「穂状の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Pomatocalpa spicata
★この花の姿はほかでも見たような
似ている花に思いめぐらし
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