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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ラン科」の記事一覧

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アスコケントルム・プシルム



アスコケントルム・プシルムはラン科アスコケントルム属の多年草である。
アスコケントルム属は東南アジアを中心に10種くらいが分布する小形の着生種である。
属名の読み方は「アスコセントラム」とするものもある。
本種はタイ、ベトナム、カンボジアなどに分布する着生種である。
草丈は5~15センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質は分厚い。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの小さなピンク花を数輪つける。
花に香りはない。
属名の Ascocentrum はギリシャ語の「askos(かばん)+kentron(距)」からきている。距の形から名づけられた。
種小名の pusillum は「ちっぽけな」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Ascocentrum pusillum


★花びらの一つひとつが小さくて
 ふにょりと咲いたプシルムの花




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ファレノプシス・スチュアルティアナ



ファレノプシス・スチュアルティアナはコチョウラン属(ファレノプシス属)の多年草である。
ファレノプシス属は東南アジアを中心に70種くらい分布する着生種である。
ファレノプシス・アフロディテ(Phalaenopsis aphrodite)が胡蝶蘭(コチョウラン)の和名を持ち、そこから属名の和名もコチョウラン属とされる。
本種の原産地はフィリピンである。
ミンダナオ島の標高300メートルくらいの森に生える着生種である。
草丈は90センチくらいある。
葉は分厚い楕円形で、白っぽい斑が入る。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5~9センチくらいの白い花を数輪つける。
唇弁には紅紫色の斑点が入る。
属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(似る)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。
種小名の stuartiana はイギリス人の園芸家「スチュアート(Stuart Low, 1800's)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Phalaenopsis stuartiana


★大きくて気品たっぷりある花を
 どんと開けばさすがの原種




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シンビジウム・サンデラエ



シンビジウム・サンデラエはラン科シュンラン属(シンビジウム属)の常緑多年草である。
シンビジウム属はインド、中国、東南アジア、オーストラリアの北部などに50種くらい分布し、着生種と地生種がある。
属名の読み方は「シンビジューム」や「シンビデューム」とするものもある。
日本にも春蘭(シュンラン)などが分布し、属名の和名をシュンラン属という。
本種の原産地はベトナム、ミャンマーである。
低山の森に生える着生種である。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は線形で細長く、上方に伸びる。
開花時期は冬から春である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、大きな白い花を数輪つける。
花径は8センチくらいで、唇弁には紅紫色と黄色の模様が入る。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の sanderae はイギリスのラン育種家「サンダー(Henry Frederick Conrad Sander, 1847-1920)さん」の名からきている。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Cymbidium sanderae


★大輪の花の白さと美しい
 模様が映える南国の花




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シンビジウム・マディデュム



シンビジウム・マディデュムはラン科シュンラン属(シンビジウム属)の常緑多年草である。
シンビジウム属はインド、中国、東南アジア、オーストラリアの北部などに50種くらい分布し、着生種と地生種がある。
属名の読み方は「シンビジューム」や「シンビデューム」とするものもある。
日本にも春蘭(シュンラン)などが分布し、属名の和名をシュンラン属という。
本種の原産地はオーストラリアである。
クイーンズランド州やニューサウスウエールズ州の熱帯雨林に分布する着生種である。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は線形で細長く、上方に伸びる。
開花時期は春である。
総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を下垂させ、10輪くらいの黄色い花をつける。
花径は3センチくらいで、唇弁には赤茶色が交じる。
花はよい香りがする。
属名の Cymbidium はギリシャ語の「cymbe(舟)+eidso(形)」からきている。唇弁の形から名づけられた。
種小名の madidum は「湿地に生える」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Cymbidium madidum


★美しい黄色の花が目を奪う
 着生もするシンビジウムは




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ルイシア・フォックスウォルシー



ルイシア・フォックスウォルシーはラン科ボウラン属(ルイシア属)の多年草である。
ルイシア属は中国、東南アジア、インド、ポリネシアなどに40種くらい分布する着生種ないし岩生種である。
日本にも棒蘭(ボウラン)、無人棒蘭(ムニンボウラン)の2種があるので、和名をボウラン属という。
本種はフィリピンに分布する着生種である。
この花についてのデータは探してもほとんどない。
草丈は20~40センチくらいである。
茎も葉も硬い円柱形である。
開花時期ははっきりしないが、撮影地では春に咲いていた。
葉の脇に数輪の花をつける。
花の色は黄色で、唇弁は赤い。
属名の Luisia はグアムの副知事だった「ルーイ・デ・トレス(Luis de Torres)さん」の名からきている。
種小名の foxworthii は「フォックスワース(Foxworth)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Luisia foxworthii


★茎も葉も棒を思わす円筒形
 奇妙だけれど花美しく




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