新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
黄実の山査子(キミノサンザシ)
- 2012/09/24 (Mon)
- バラ科 |
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黄実の山査子(キミノサンザシ)はバラ科サンザシ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代の中期に薬用として渡来した。
別名を黄実山査子(キミサンザシ)ともいう。
樹高は1~3メートルくらいである。
よく枝分かれをし、枝には棘がある。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の上部は3つから5つに浅く裂ける。
葉の縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~6月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い5弁花をつける。
実は扁球形のナシ状果で、9~10月に黄色く熟する。
生薬名を山査子(さんざし)といい、健胃・整腸剤として利用される。
属名の Crataegus はギリシャ語の「kratos(力)+agein(持つ)」からきている。材が堅いことから名づけられた。
種小名の cuneata は「くさび形の」という意味である。
品種名の lutea は「黄色の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Crataegus cuneata f. lutea
★黄色い実見つけてオッと声上げる
蚊の襲撃に堪えて来たから
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食わず芋(クワズイモ)
- 2012/09/23 (Sun)
- サトイモ科 |
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食わず芋(クワズイモ)はサトイモ科クワズイモ属(アロカシア属)の常緑多年草である。
四国の南部から沖縄にかけて分布し、道端や林の中などに生える。
海外では、台湾、中国南部、東南アジア、インドなどにも分布する。
和名の由来は、「里芋」に似るが食べられないということからきている。
シュウ酸カルシウムを含む毒草である。
草丈は1~3メートルくらいである。
大きなものは6メートルに達する。
葉は大きな楕円形で、長い柄がある。
葉の縁は波打ち、つけ根の部分は心形である。
開花時期は5~7月くらいである。
緑色の仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)を出し、黄白色の花穂をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Alocasia はギリシャ語の「a(否定)+Colocasia(サトイモ属)」からきている。サトイモ属とは異なる属という意味である。
種小名の odora は「よい香りのする」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Alocasia odora
★大きさにびっくりするよ食わず芋
歩きたくないこんな葉の中
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ペニセツム・ルブルム
- 2012/09/22 (Sat)
- イネ科 |
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ペニセツム・セタケウムはイネ科チカラシバ属(ペニセツム属)の多年草である。
属名の読み方は「ペンニセツム」とするものもある。
原産地は、東アフリカ、西アジアなどである。
乾燥地域の空き地や林の中などに生える。
ルブルム(Rubrum)はその園芸品種である。
基本種に比べて葉の色が濃い紫色になり、花穂も紅紫色を帯びる。
英名はパープルファウンテングラス(purple fountain grass)である。
水辺を彩る植物として人気がある。
草丈は60~120センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、弓なりに曲がる。
開花時期は6~11月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、長さ20~30センチの花穂を垂れる。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Pennisetum はラテン語の「penna(羽毛)+ seta(剛毛)」からきている。
種小名の setaceum は「剛毛のある」という意味である。
品種名の Rubrum は「赤色の」という意味である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Pennisetum setaceum 'Rubrum'
★狐の尾思わすようなルブルムは
小春日似合う色合いをして
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ゼフィランテス・グランディフローラ
- 2012/09/21 (Fri)
- ヒガナバナ科 |
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ゼフィランテス・グランディフローラはヒガンバナ科ゼフィランテス属の多年草である。
属名の読み方は「ゼフィランサス」とするものもある。
異名をゼフィランテス・カリナタ(Zephyranthes carinata)という。
原産地は西インド諸島やメキシコである。
日本へは弘化2年(1845年)に渡来した。
和名はサフラン擬き(サフランモドキ)という。
渡来したころにサフランと誤認されたことからきた名だという。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は扁平な線形で艶がある。
葉は緑色だが、つけ根の部分は紅色を帯びる。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に花径6センチくらいの鮮やかな紅色をした漏斗状の花を1輪ずつつける。
花被片は普通は6枚で平らに開く。
雄しべは6本で葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄色い。
花の寿命は3日くらいだが、次々と咲く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Zephyranthes はギリシャ語の「zephyros(西風)+anthos(花)」からきている。西インド諸島が原産地であることから名づけられた。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Zephyranthes grandiflora
★つけられた名前は少し可哀相
間違えられてサフラン擬き
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隼人瓜(ハヤトウリ)
- 2012/09/20 (Thu)
- ウリ科 |
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隼人瓜(ハヤトウリ)はウリ科ハヤトウリ属の蔓性多年草である。
霜のある温帯地域では一年草として扱われる。
原産地は中央アメリカである。
メキシコ南部から熱帯アメリカ地域で栽培されている。
果実を食用とする。
また、多年生となる地域では、2~3年かけて肥大する地下部にデンプンを蓄積し、その塊根を食用とする。
日本へは大正時代に鹿児島へ導入されたことが和名の由来である。
別名を千成瓜(センナリウリ)ともいう。
たくさんの実がつくことからつけられた名である。
草丈は10メートルくらいまで伸びる。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期、結実時期は10~11月くらいである。
花は花径15ミリくらいで、黄白色である。
雄花と雌花がある。
実は洋ナシのような形をしている。
色は白いものと淡い緑色のものがある。
属名の Sechium はギリシャ語の「sekos(囲い)」からきている。果実が家畜の飼料となることから名づけられた。
種小名の edule は「食用の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Sechium edule
★まだ知らぬ名前に触れて面白く
いろんな角度でカメラを構え
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