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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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葉鶏頭(ハゲイトウ)



葉鶏頭(ハゲイトウ)はヒユ科ヒユ属の一年草である。
原産地は熱帯アジアである。
漢名を「雁来紅」という。
これは雁の訪れる時期に色づくことからきた名である。
属名からアマランサスとも呼ばれる。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
草丈は80~150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
花は葉の脇につくが目立たない。
夏の終わりから秋にかけて黄色や紅色に色づく葉を楽しむ。
原産地では作物としても利用する。
属名の Amaranthus はギリシャ語の「amaramthos(しぼまない)」からきている。
種小名の tricolor は「3色の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
品種名は、イエロースプレンダーとトリカラーパーフェクタである。
学名:Amaranthus tricolor


★とりどりの色が眩しい葉鶏頭
 短い陽射し待ちかね開き




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新水引(シンミズヒキ)



新水引(シンミズヒキ)はタデ科ミズヒキ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、ベトナムなどにも分布する。
草丈は50~80センチくらいである。
茎は中空である。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
水引(ミズヒキ)とは異なり「ハの字」形の黒班はない。
また、葉の質はやや厚く、葉脈がへこまない。
開花時期は8~10月くらいである。
花穂の節間が狭く、花は密集してつく。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Antenoron はギリシャ語の「antenna(触角)」からきている。
種小名の neo-filiforme は「新しい糸状の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Antenoron neo-filiforme


★薄闇に姿朧に咲く姿
 どこが違うや新水引は




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四国稗(シコクビエ)



四国稗(シコクビエ)はイネ科オヒシバ属の一年草である。
原産地はアフリカの東部だと考えられている。
今日でもアフリカ、インドなどで重要作物として栽培されている。
日本へは稲作の伝わる以前に中国から渡来したと考えられている。
現在では、西日本の一部でわずかに栽培されている。
また、一部で野生化している。
草丈は100~150センチくらいである。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~9月である。
茎先に緑色の花穂をつける。
収穫期は9~10月である。
小穂に密生するえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)が穀物として栽培される。
実は熟すとオレンジ色になる。
属名の Eleusine はギリシャの古代都市「エレウシス(Eleusis)」の名からきている。収穫の女神セレス(Ceres)が崇拝された街である。
種小名の coracana は「(小アジアの)コラカン岬(Korakan)の」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Eleusine coracana


★どんな味するのだろうか四国稗
 いろんな穀物あったと知って




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十角糸瓜(トカドヘチマ)



十角糸瓜(トカドヘチマ)はウリ科ヘチマ属の蔓性一年草である。
原産地はインドである。
アジアの広い範囲で野菜として栽培されている。
若い果実が食用とされる。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
現在では、鹿児島県や沖縄県で栽培されている。
和名の由来は横断面が十角になることからきている。
巻きひげで他のものに絡みついて伸びる。
草丈は3メートル以上になる。
葉は腎形で、互い違いに生える(互生)。
葉は両面に短い毛が生え、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
花は淡い黄色の5弁花で、雄花と雌花がある。
夕方に開花し、翌日にしぼむ。
実は長さ10センチから40センチの円筒形で、10本の縦の稜がある。
果皮の色はモスグリーンである。
属名の Luffa はヘチマのアラビア名からきている。
種小名の acutangula は「鋭角の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Luffa acutangula


★面白い形の糸瓜あるんだね
 どんな味かな食べてみたいな




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鉈豆(ナタマメ)



鉈豆(ナタマメ)はマメ科ナタマメ属の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
原産地は、インド、東南アジアである。
日本へは江戸時代の初期に中国を経由して渡来した。
蔓性で、茎は長く伸びる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は夏である。
葉の脇に大きな蝶形の白ないし紅色の花をつける。
花は長さが35ミリくらいある。
莢は長さ25センチ、幅5センチくらいある。
これを鉈に見立てたのが名の由来である。
若い莢や豆が食用とされる。
また、健康食品や民間薬としても利用される。
属名の Canavalia はインドのマラバールでの現地語「canavali(ナタマメ)」からきている。
種小名の gla(n)diata は「剣のような形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Canavalia gladiata


★やれこれは大きな豆と笑み洩れる
 毒を煮出して食べるそうだよ




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