新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
デルフィニウム
- 2012/08/20 (Mon)
- キンポウゲ科 |
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デルフィニウムはキンポウゲ科オオヒエンソウ属の一年草である。
これは園芸品種群の総称である。
交配親はヨーロッパ産のデルフィニウム・エラツム(Delphinium elatum)や大飛燕草(Delphinium grandiflorum:オオヒエンソウ)などで、400種以上の園芸品種を生み出している。
千鳥草(チドリソウ)やラークスパーの名でも流通している。
草丈は1メートルくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青色の花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片で5枚ある。
アルカロイドの1種であるデルフィニンを有し、有毒である。
属名の Delphinium はギリシャ語の「delphinos(イルカ)」からきている。蕾の形から名づけられた。
種小名の hybridum は「交配種の」という意味である。
品種名はディープパールインプ'(Deep Pearl Imp)である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Delphinium x hybridum
★重ね合い華麗に開く花びらの
すがすがしさに目を奪われて
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琉球海老根(リュウキュウエビネ)
- 2012/08/19 (Sun)
- ラン科 |
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琉球海老根(リュウキュウエビネ)はラン科エビネ属の常緑多年草である。
屋久島、種子島から沖縄にかけて分布する地生種である。
海外では、台湾にも分布する。
鶴蘭(ツルラン)や尾長海老根(オナガエビネ)と交雑しやすく、原種は少ないとされる。
また、園芸交配種も同じ名前で流通していて混乱が見られるという。
草丈は40~80センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は7~9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白やピンク、紅紫色などの花をつける。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の okinawensis は「沖縄の」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Calanthe okinawensis
★むずかしく区別はとてもできないが
雰囲気だけは伝えられそう
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深山川弓(ミヤマセンキュウ)
- 2012/08/18 (Sat)
- セリ科 |
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深山川弓(ミヤマセンキュウ)はセリ科ミヤマセンキュウ属の多年草である。
漢字の「弓」の字は正しくはクサカンムリがつく。
川弓(センキュウ)は薬用とされるセリ科の植物である。
本種は亜高山に生えるので「深山」が加えられたが、川弓(センキュウ)とは属が異なる。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地から亜高山の草地や林の縁に生える。
海外では、千島列島のウルップ島にも分布する。
草丈は40~80センチくらいである。
根は太く、茎は中空で直立をする。
葉は2-3回3出の羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
裂片は深く切れ込む。
開花時期は8~9月である。
茎先に複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径2ミリくらいの白い小さな5弁花をつける。
花弁の先は内に巻く。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Conioselinum は属名の「Conium(ドクニンジン属)+Selinum(セリヌム属)」からきている。両者と似ていることから名づけられた。
種小名の filicinum は「シダのような」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Conioselinum filicinum
★繰り返し見てもセリ科はわからない
降参をして言われるままに
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細葉の山母子(ホソバノヤマハハコ)
- 2012/08/17 (Fri)
- キク科 |
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細葉の山母子(ホソバノヤマハハコ)はキク科ヤマハハコ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方(福井・愛知県)から九州にかけて分布し、山地の草原に生える。
草丈は30センチくらいで、近縁種の山母子(ヤマハハコ)よりも小形である。
茎は白い綿毛に覆われる。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の幅は2~6ミリくらいである。
開花時期は8月から9月である。
枝の先にたくさん花(頭花)をつける。
白い花弁に見える部分は総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Anaphalis はギリシャ語の「Gnaphalium(ハハコグサ)」からきている。語中の文字を並べ替えて作った。
種小名の margaritacea は「真珠のような」という意味である。
変種名の angustifolia は「細葉の」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Anaphalis margaritacea var. angustifolia
★なるほどね葉っぱがかなり細くって
ひ弱に見える花支えるに
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アルソビア・ディアンティフローラ
- 2012/08/16 (Thu)
- イワタバコ科 |
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アルソビア・ディアンティフローラはイワタバコ科アルソビア属の常緑多年草である。
原産地はメキシコ、グアテマラ、コスタリカである。
樹上に着生する蔓性植物で、匍匐枝を伸ばして広がる。
英名はレースフラワーバイン(lace-flower vine)である。
蔓は長さが150センチくらいになる。
茎は赤味がかっており、うぶ毛がたくさん生える。
葉は幅の広い楕円形で、うぶ毛がたくさん生えており、肉厚である。
葉脈も赤味がかる。
開花時期は5~10月くらいである。
花冠が筒状で、先がレースのように切れ込んだ白い花をつける。
花の長さは25ミリくらいである。
属名の Alsobia はギリシャ語の「alsos(森)+bios(生命)」からきている。
種小名の dianthiflora は「2つの葯のある花の」という意味である。
写真は7月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Alsobia dianthiflora
★切れ込んだ縁がレースを思わせて
茎も葉っぱもふんわりとして
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