新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
エリゲロン・フレッティー
- 2012/07/27 (Fri)
- キク科 |
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エリゲロン・フレッティーはキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
合衆国のワシントン州西部にあるオリンピック山脈の固有種である。
亜高山や高山の峰に生える。
草丈は5~10センチくらいである。
根際から生える葉は披針形で波打ち、灰色がかっている。
開花時期は真夏である。
短い花茎の先に花径1~2センチくらいの小さな花(頭花)をつける。
花の色は白ないし紫色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の flettii はアメリカ人の植物学者「フレット(J. B. Flett)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Erigeron flettii
★アメリカの高山に咲くエリゲロン
その名気高きオリンポスの峰
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クニフォフィア・ノルティアエ
- 2012/07/26 (Thu)
- ユリ科 |
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クニフォフィア・ノルティアエはユリ科シャグマユリ属の常緑多年草である。
分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。
原産地は南アフリカである。
草丈は60~120センチくらいである。
根際から生える葉は剣状である。
開花時期は夏である。
秋に戻り咲きをするものもある。
長い花茎の上部に、筒状の花を穂状につける。
花は先が小さく6つに裂けていて下向きに密生し、下から咲きあがる。
花の色は蕾のうちが淡いオレンジ色で咲き進むと黄色になる。
トリトマ(旧属名) の仲間の中では、全体に太くがっしりしている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kniphofia はドイツの植物学者「クニホフ(J. H. Kniphof)さん」の名からきている。
種小名の northiae は19世紀のイギリス人の植物画家「ノース(M. North)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Kniphofia northiae
★ずんぐりと咲いた姿が面白い
見るたび思う不思議の世界
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カリステモン・ピニフォリウス
- 2012/07/25 (Wed)
- フトモモ科 |
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カリステモン・ピニフォリウスはフトモモ科ブラシノキ属の常緑低木である。
原産地はオーストラリア東部のニューサウスウェールズ州で、林の中に生える。
樹高は1~4メートルくらいである。
枝は半ば枝垂れる。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質である。
開花時期は6~7月くらいである。
花穂はブラシ状で緑色をしている。
花の色は赤いものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の pinifolius は「松のような葉の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Callistemon pinifolius
★いくつかの仲間がいるねカリステモン
緑の花にちょっと驚き
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樊かい草(ハンカイソウ)
- 2012/07/24 (Tue)
- キク科 |
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樊かい草(ハンカイソウ)はキク科メタカラコウ属の多年草である。
「かい」の字は「檜」の字の木偏を口偏に変えたものを充てる。
三国志に登場する劉邦の義兄弟で重臣であった武将の名である。
本州の静岡県から九州にかけて分布し、山地の湿った草地などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
草丈は80~150センチくらいである。
直立する茎には毛は生えておらず、黒紫色の斑が入る。
根際から生える葉には長い柄があり、長さも幅も30センチくらいあって大形である。
葉は手のひら状に深く裂け、裂片は更に切れ込む。
茎につく葉には柄はなく茎を抱き、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月である。
茎の上部で枝分かれをして、先に花径10センチくらいの大きな黄色い花(頭花)を数輪つける。
花の真ん中にはたくさんの筒状花があり、周りには10枚くらいの舌状花がつく。
花の後にできる実は長さが1センチくらいあるそう果(1つの種子しかなく開かないもの)である。
蒲公英(タンポポ)のような冠毛があって、風で散布される。
属名の Ligularia はラテン語の「ligula(舌)」からきている。小さい舌状の花弁から名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ligularia japonica
★湿原に生える草より背も高く
黄金の花が首突き出して
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大葉血止め(オオバチドメ)
- 2012/07/23 (Mon)
- セリ科 |
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大葉血止め(オオバチドメ)はセリ科チドメグサ属の多年草である。
分類体系によってはウコギ科とされる。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の湿った林の中に生える。
海外では、中国、東南アジア、インド、オーストラリアなどに分布する。
草丈は5~10センチくらいである。
茎は地面を這い、節から花茎を斜めに立ち上げる。
葉は円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は手のひら状に浅く切れ込む。
葉の表面には毛が生える。
開花時期は7~10月くらいである。
葉の脇から球状をした複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、緑白色の小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚である。
花の後にできる実は扁球形の分果(複数の子房からできた果実)である。
「血止め」の名の由来は、葉をもんで傷口に貼りつけると止血効果があることからきている。
属名の Hydrocotyle はギリシャ語の「hydro(水)+cotyle(コップ)」からきている。この属の1種の葉の形と水辺に生えることから名づけられた。
種小名の javanica は「ジャワ島の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrocotyle javanica
★小さくて見落としそうな草だけど
足を止めれば一つの世界
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