新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
白花岩煙草(シロバナイワタバコ)
- 2014/07/05 (Sat)
- イワタバコ科 |
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岩煙草(イワタバコ)はイワタバコ科イワタバコ属の多年草である。
イワタバコ属は東アジアやアルプスに3種くらい分布する小さな属である。
岩煙草(イワタバコ)は本州から沖縄にかけて分布し、低山や山地の日陰や湿った岩壁などに生える。
海外では、台湾にも分布する。
和名の由来は、根際から生える楕円形の葉が大きく、「煙草」の葉に似ているというところからきている。
白花岩煙草(シロバナイワタバコ)はその品種の1つで、稀に生える。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形である。
葉のつけ根の部分は翼のある柄となる。
葉の表面には艶があり、皺がある。
開花時期は6月から9月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径10ミリから15ミリくらいの白い花を数輪つける。
花冠は短い筒状で、先が5つに裂ける。
裂片の先は反り返る。
中央に雌しべがあり、回りに黄褐色の雄しべが5本ある。
花の後にできる実は披針形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
若葉を食用とする。
葉を乾燥させたものを生薬で苦苣苔(くきょたい)といい、胃腸薬としての効果がある。
花言葉は「沈静」である。
俳句の季語は夏である。
属名の Conandron はギリシャ語の「conos(円錐形の)+andros(雄しべ)」からきている。雄しべが集まって円錐形になることから名づけられた。
種小名の ramondioides はイワタバコ科の「ラモンディア属(Ramondia)に似た」という意味である。同属はヨーロッパの高山に生える。
品種名の leucanthus は「白い花の」という意味である。
写真は6月に鎌倉市の光則寺で撮った。
学名:Conandron ramondioides f. leucanthus
★咲く花の白さ目映く驚きの
声も上ずる岩煙草かな
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沼針藺(ヌマハリイ)
- 2014/07/04 (Fri)
- カヤツリグサ科 |
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沼針藺(ヌマハリイ)はカヤツリグサ科ハリイ属の多年草である。
ハリイ属は200種から250種くらいが世界に広く分布している。
本種は北海道から九州にかけて分布し、低地や山地の沼沢地に生える。
海外では、ユーラシア大陸の温帯地域に広く分布する。
YListでは標準和名を大沼針藺(オオヌマハリイ)としている。
草丈は30~70センチくらいである。
茎は柔らかく、円柱形である。
葉は茎の下部で葉鞘になっていて目立たない。
地下には細い根茎が横に這う。
開花時期は5~8月である。
小穂は被針形または卵形で黒褐色を帯びる。
花の後にできる実は小堅果である。
属名の Eleocharis はギリシャ語の「eleos(沼)+charis(飾る)」からきている。この属の植物の多くが沼地性であることから名づけられた。
種小名の mamillata は「細かい乳頭状突起のある」という意味である。
変種名の cyclocarpa は「円い実の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Eleocharis mamillata var. cyclocarpa
★地味だけど集まり咲けば沼針藺
ここにいるよと知らせるごとく
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蔓蟻通し(ツルアリドオシ)
- 2014/06/27 (Fri)
- アカネ科 |
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蔓蟻通し(ツルアリドオシ)はアカネ科ツルアリドオシ属(ミッチェラ属)の多年草である。
ミッチェラ属はアメリカと東アジアに3種が分布する小さな属である。
日本には本種が分布するので、属名の和名をツルアリドオシ属という。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
蔓性で草丈は10~40センチくらいである。
茎は地を這って広がり、節から根を出す。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁はやや波打つ。
葉の質は厚く、艶がある。
開花時期は6~7月である。
茎先に2輪ずつ白い花をつける。
花冠は長さ1センチくらいの筒形で、先は普通は4つに裂ける。
花冠の内側には白い毛が密生している。
2輪の花の子房は合着している。
花の後にできる実は赤い球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
実も2個が合着して1個の実になる。
和名の由来は、実が蟻通し(アリドオシ)に似ていることからきている。
属名の Mitchella はアメリカの植物学者「ミッチェル(John Mitchell, 1711-1768)さん」の名からきている。
種小名の undulata は「波状の」という意味である。
写真は6月に山形市野草園で撮った。
学名:Mitchella undulata
★二輪ずつ寄り添うように花咲かせ
仲がいいよね蔓蟻通し
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紫半夏(ムラサキハンゲ)
- 2014/06/26 (Thu)
- サトイモ科 |
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紫半夏(ムラサキハンゲ)はサトイモ科ハンゲ属の多年草である。
ハンゲ属は東アジアに9種分布する。
日本には烏柄杓(カラスビシャク)などが分布する。
半夏(はんげ)の名は生薬名からきている。
本種は烏柄杓(カラスビシャク)の変種である。
特徴は、仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)が紫色を帯びることである。
基本種と同様に日本各地に分布し、田畑や道端、草地などに生えるが、見つかるのは稀である。
草丈は30~40センチくらいである。
葉には10センチくらいの長い柄があって根元から立ち上がり、3枚の小葉が1組の葉を2~3枚つける。
1つの小葉の長さは5~10センチくらいの長い楕円形で、先は尖っている。
葉柄の中ほどにはムカゴをつける。
開花時期は5~8月である。
花茎は葉の根元で分かれ、葉より高く伸びる。
そして花茎の先端に長さ6~7センチくらいの筒状で上部が開いた苞(仏炎苞)をつける。
花は付属体につき、苞の中にある。
上部に雄花、下部に雌花がつく。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
塊茎は半夏(はんげ)という生薬に用いられる。
鎮吐作用があり、半夏湯(はんげとう)などの漢方薬に配合される。
属名の Pinellia はイタリアの人文主義者で植物学者でもある「ピネリ(Gian Vincenzo Pinelli, 1535-1601)さん」の名からきている。
種小名の ternata は「三数の」という意味である。
品種名の atropurpurea は「暗い紫色の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Pinellia ternata f. atropurpurea
★仲間とは少し姿を変えたいと
どこかお洒落な紫半夏
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梅花躑躅(バイカツツジ)
- 2014/06/25 (Wed)
- ツツジ科 |
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梅花躑躅(バイカツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種は日本固有種である。
北海道南部から九州にかけて分布し、山地の岩場や林の縁などに生える。
樹高は1~2メートルである。
若い枝には長い腺毛(粘着物質を出す毛)や短い毛が混じって生える。
葉は楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の先は短く尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には毛が疎らに生え、裏面の葉脈上には長い腺毛が生える。
開花時期は6月から7月である。
葉の展開後に花をつける。
花の色は白く、花径は2センチくらいである。
花冠は幅の広い漏斗形で、5つに裂けて開く。
雄しべは5本である。
葉の陰に隠れるように咲くので、あまり目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、梅に似た小さな花をつけることからきている。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の semibarbatum は「やや髭のある」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron semibarbatum
★葉の陰でそっとあなたを待っている
見つけてごらん咲いてるうちに
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