忍者ブログ

新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ウマノスズクサ科」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

鈎形葵(カギガタアオイ)

鈎形葵(カギガタアオイ)

鈎形葵(カギガタアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。
日本固有種である。
山梨県の南部から静岡県の中西部にかけて分布し、山地の林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は5~10センチである。
長い柄のある卵形の葉を数枚つける。
葉はやや肉厚で、暗い緑色をしている。
開花時期は9~11月である。
花の色は暗い紫色ないし褐色である。
萼筒は幅の広い鐘形で、上部がわずかにくびれる。
花弁はない。
和名の由来は、花柱の先が鉤形になることからきている。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の curvistigma は「曲がった柱頭の」という意味である。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
属名:Asarum curvistigma

 
★確かめて見られるわけでないけれど
 面白いよね名前の由来


鈎形葵(カギガタアオイ)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


PR

慈姑葉寒葵(クワイバカンアオイ)

慈姑葉寒葵(クワイバカンアオイ)

慈姑葉寒葵(クワイバカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
屋久島の固有種である。
標高300メートル以下の低地の常緑樹の林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名の由来は、葉が慈姑(クワイ)に似ることからきている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
根茎から柄の長い葉が普通は2枚出る。
葉の形はハート形で、厚くて艶がある。
つけ根の部分の両側片が切形なので矢じり形になる。
開花時期は11月から3月くらいである。
先が3つに裂けた筒状の萼からなる暗い紫色の花をつける。
花弁はない。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の kumageanum は「(鹿児島県)熊毛郡の」のという意味である。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
学名:Asarum kumageanum


★慈姑の葉似ているかなと思いつつ
 観察をする縦横斜め


慈姑葉寒葵(クワイバカンアオイ)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


屋久島葵(ヤクシマアオイ)

屋久島葵(ヤクシマアオイ)

屋久島葵(ヤクシマアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
屋久島の固有種である。
山地の常緑樹の林の中に生える。
環境省のレッドデータブックでは、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
別名を鬼寒葵(オニカンアオイ)という。
草丈は10~15センチくらいである。
根茎から柄の長い葉が普通は2枚出る。
葉の形はハート形である。
葉の色は濃い緑色で、裏面は紫色を帯びる。
開花時期は1~4月くらいである。
半ば土に埋もれるようにして、先が3つに裂けた筒状の萼からなる暗い紫色の花をつける。
花弁はない。
花径は4~5センチあり大きい。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の yakusimense は「屋久島の」という意味である。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
学名:Asarum yakusimense


★萼片の模様がとても個性的
 鬼の名前が似合っているよ


屋久島葵(ヤクシマアオイ)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


緑薄葉細辛(ミドリウスバサイシン)

緑薄葉細辛(ミドリウスバサイシン)緑薄葉細辛(ミドリウスバサイシン)

薄葉細辛(ウスバサイシン)はウマノスズクサ科ウスバサイシン属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、山地のやや湿った林の中に生える。
海外では、中国にも分布する。
花の色には濃い褐色のものと緑色のものがある。
両者は学名上は区別されていないが、緑色のものは一般に緑薄葉細辛(ミドリウスバサイシン)と呼ばれている。
草丈は10~15センチくらいである。
茎は地を這い、先に長い柄のある葉を普通は2枚つける。
葉の形は円心形である。
葉の先は尖り、つけ根の部分は心形である。
開花時期は3~5月くらいである。
葉の間に短い柄のある緑色の花を1つつける。
花弁のように見えるのは萼片である。
萼片は3つに裂けて先は反り返る。
萼筒の内部には12本の雄しべと6本の雌しべがある。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の sieboldii は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Asiasarum sieboldii


★花の色緑になるとイメージも
 がらりと変わる薄葉細辛


緑薄葉細辛(ミドリウスバサイシン)緑薄葉細辛(ミドリウスバサイシン)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


鶏林細辛(ケイリンサイシン)

鶏林細辛(ケイリンサイシン)

鶏林細辛(ケイリンサイシン)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。
九州の熊本県に分布し、山地のやや湿った林の中に稀に生える。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部にも分布する。
生薬の細辛(さいしん)は本種や薄葉細辛(ウスバサイシン)の根から作られる。
草丈は10~15センチくらいである。
根際から生える葉は長い柄があり、卵心形である。
開花時期は4~6月くらいである。
花の色は紫褐色である。
花には長い柄があり、萼筒は壺形で短い。
萼片は3枚で三角状をしており、反り返る。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の heterotropoides は「カンアオイ属(Heterotropa)に似た」という意味である。
変種名の mandshuricum は「満州(中国東北部)の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Asarum heterotropoides var. mandshuricum


★初めての名前に興味募らせつ
 花の姿を脇から眺め


鶏林細辛(ケイリンサイシン)

植物図鑑
花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


カレンダー

04 2024/05 06
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カウンター

楽  天

お買い物





AmazonStore
by amanatu



カテゴリー

最新TB

プロフィール

HN:
HP:
性別:
男性

QRコード

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析





Copyright ©  -- 新・花の仲間調べ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ