新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
三手楓(ミツデカエデ)
- 2013/12/03 (Tue)
- カエデ科 |
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三手楓(ミツデカエデ)はカエデ科カエデ属の落葉高木である。
分類の仕方によってはムクロジ科とされる。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
樹高は10メートルくらいである。
樹皮は黄色っぽい灰色である。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は小葉は卵状の楕円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の柄は赤い。
葉の裏には葉脈に沿って毛が生える。
開花時期は4~5月である。
穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
雌雄異株である。
花弁と萼片は4枚である。
花の後にできる実は翼果(翼のある実)である。
秋には赤や黄色に紅葉する。
材は器具材や薪炭材とされる。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の cissifolium は「(ブドウ科)セイシカズラ属(Cissus)のような葉の」という意味である。
写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Acer cissifolium
★楓とは思えぬような姿だが
色づく姿変わることなく
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