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仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「クマツヅラ科」の記事一覧

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ホルムショルディア・テッテンシス

ホルムショルディア・テッテンシス

ホルムショルディア・テッテンシスはクマツヅラ科ホルムショルディア属の常緑低木である。
原産地はアフリカである。
英名はタヒチアンハットプラント(Tahitian hat plant)という。
樹高は120~180センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~8月くらいである。
花の様子はピンクの皿に青い蝶がとまったように見える。
皿のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花冠は筒形で、先が切れ込む。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Holmskioldia tettensis


★鮮やかな色と形で人目ひく
 どうしてなったのこんな形に


ホルムショルディア・テッテンシス

花図鑑
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デュランタ・レペンス

デュランタ・レペンス

デュランタ・レペンスはクマツヅラ科ハリマツリ属(デュランタ属)の常緑低木ないし小高木である。
原産地は北アメリカの南部や南アメリカである。
どういうわけか台湾連翹(タイワンレンギョウ)という流通名がある。
樹高は2~6メートルくらいである。
根元からよく枝分かれをする。
小さな葉には浅い切れ込み(鋸歯)がある。
開花時期は5~10月である。
濃い紫色の花をつける「宝塚」が最近の人気品種である。
白花種の「アルバ」もある。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Duranta repenns cv. Takarazuka


★パープルの色も鮮やかデュランタは
 夏の日差しに臆せず咲いて


デュランタ・レペンス

花図鑑

斑入り台湾連翹(フイリタイワンレンギョウ)

斑入り台湾連翹(フイリタイワンレンギョウ)

斑入り台湾連翹(フイリタイワンレンギョウ)はクマツヅラ科ハリマツリ属(デュランタ属)の常緑低木である。
分類上は、台湾連翹(タイワンレンギョウ)の園芸品種である。
特徴は、葉に白い斑が入ることである。
台湾連翹(タイワンレンギョウ)の原産地は、西インド諸島、メキシコである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
別名を針茉莉(ハリマツリ)という。
「斑入り」のほうはデュランタ・バリエガタの名でも流通している。
樹高は2~5メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~11月である。
暖地では周年性がある。
枝垂れた枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さい紫色の花をたくさんつける。
花冠は5つに裂ける。
花の後には黄色い球形の実をつける。
枝に棘があることから、生垣としてよく利用される。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Duranta repens cv. Variegata


★花も実も見てほしいけど一番の
 自慢は葉っぱとても綺麗よ


斑入り台湾連翹(フイリタイワンレンギョウ)

花図鑑

西洋人参木(セイヨウニンジンボク)

西洋人参木(セイヨウニンジンボク)

西洋人参木(セイヨウニンジンボク)はクマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。
原産地は南ヨーロッパから西アジアにかけた一帯である。
産地では実を香辛料にし、利尿剤など薬用にも用いられる。
英名はチェストツリー(chaste tree)である。
「貞操の木」という意味になり、この植物にまつわる神話や伝説がいろいろとある。
中国原産の人参木(ニンジンボク)の近縁種である。
「人参木」の名の由来は、葉の形が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ることからきている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、向かい合って生える(対生)。
小葉5~7枚で1枚の葉となり、小葉の形は披針形である。
開花時期は7~9月くらいである。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、唇形をした淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
白花の写真は9月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Vitex agnus-castus


★爽やかな香りにのせて花つける
 人参木の花は紫


西洋人参木(セイヨウニンジンボク)

花図鑑

人参木(ニンジンボク)

人参木(ニンジンボク)

人参木(ニンジンボク)はクマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本でも庭木として植栽されている。
名の由来は、葉が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ていることからきている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、3~5枚の小葉で構成される。
縁には大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~8月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紫色の小さな花をたくさんつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
黒く熟した実は生薬の牡荊子(ぼけいし)といい、感冒薬とされる。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Vitex cannabifolia


★蜜蜂を手招くように花咲かせ
 人参木はいま花盛り


人参木(ニンジンボク)

花図鑑

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