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仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「サボテン科」の記事一覧

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蝦蛄葉サボテン(シャコバサボテン)

蝦蛄葉サボテン(シャコバサボテン)

蝦蛄葉サボテン(シャコバサボテン)はサボテン科カニバサボテン属(シュルンベルゲラ属)の多年草である。
原産地はブラジルで、山地の林の中に生える着生種である。
日本へは明治時代に渡来した。
和名の由来は、茎の形が蝦蛄(しゃこ)に似ているところからきている。
草丈は20~35センチくらいである。
多肉質で小判形の茎節が連なり、四方に垂れ下がる。
茎の縁に棘がある。
開花時期は11~3月である。
花は茎先に段々になって咲く。
花径は7センチくらいである。
花の色は赤やピンクのほか、白や黄色のものもある。
花びらはたくさんあり、反り返る。
花冠からたくさんの雄しべが飛び出す。
英名をクリスマスカクタス(chrismas cuctus)という。
クリスマスのころに咲くことからつけられた名である。
蟹葉サボテン(カニバサボテン)と似ているが、蟹葉サボテン(カニバサボテン)には茎に棘がなく、また開花時期も少し遅い。
流通しているものの多くは、この両種を交配させた改良品種である。
属名の Schlumbergera はフランス人の園芸家「シュルンベルジェ(F. Schlumberger)さん」の名からきている。
種小名の truncata は「切られた形の」という意味である。
写真は12月に三郷市で撮った。
学名:Schlumbergera truncata


★後退りしたくなるよな蝦蛄の棘
 花を守るや不思議の世界


蝦蛄葉サボテン(シャコバサボテン)

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マミラリア・ロンギママ

マミラリア・ロンギママ

マミラリア・ロンギママはサボテン科マミラリア属の常緑多年草である。
ドリコテレ属(Dolichothele)に分類される場合もある。
疣サボテンの仲間の1つである。
流通名を金星(キンボシ)という。
原産地はメキシコの中部である。
草丈は10~20センチくらいである。
植物体の色は鮮やかな緑色である。
長い疣に長い棘が生えている。
開花時期は5~7月くらいである。
花径4~6センチくらいの黄色い花を咲かせる。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の longimamma は「長い乳首の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Mammillaria longimamma


★金星の名前はどこから来ているの
 花の色かなそれとも他に


マミラリア・ロンギママ

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ロドカクツス・パナメンシス

ロドカクツス・パナメンシス

ロドカクツス・パナメンシスはサボテン科ロドカクツス属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
コロンビアからパナマにかけて分布する。
流通名を桜麒麟(サクラキリン)という。
英名はローズカクタス(rose cactus)である。
草丈は2~3メートルくらいである。
茎には細長くて鋭い棘が生える。
楕円形の葉が生えているように見えるが、これも茎である。
開花時期は6~7月くらいである。
花径5センチくらいのピンク色の花を昼間だけ咲かせる。
属名の Rhodocactus はギリシャ語の「rhodon(バラ)+cactos(チョウセンアザミ)」からきている。
種小名の panamensis は「パナマの」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Rhodocactus panamensis


★サボテンととても思えぬ姿して
 咲かせる花は薔薇のごとくに


ロドカクツス・パナメンシス

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エスポストア・ラナタ

エスポストア・ラナタ

エスポストア・ラナタはサボテン科エスポストア属の常緑多年草である。
原産地はペルーの南部、エクアドルの北部である。
流通名は老楽(オイラク)という。
英名はオールドマンカクタス(old man cactus)である。
草丈は3~5メートルくらいになる。
全体が棘と白毛に被われる。
開花時期は春から夏である。
白ないし淡い紫色の花をつける。
属名の Espostoa はペルーの植物学者「エスポスト(N. E. Esposto)さん」の名からきている。
種小名の lanata は「軟毛のある」という意味である。
写真は12月に伊豆シャボテン公園で撮った。
学名:Espostoa lanata


★西部劇見ているような気がするよ
 思い巡らす過酷な自然


エスポストア・ラナタ

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夜の女王(ヨルノジョウオウ)

夜の女王(ヨルノジョウオウ)

夜の女王(ヨルノジョウオウ)はサボテン科セレニセレウス属の多年草である。
蔓性の柱サボテンである。
原産地はウルグアイ、アルゼンチンなどである。
林の中に生え、気根を出して他の木などをよじ登る。
開花時期は7~9月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
花は夜開き、一晩で閉じる。
花の色は白く、花径30~40センチの大輪である。
英名はクィーンオブザナイト(queen of the night)である。
属名の Selenicereus はギリシャ神話の「Selene(セレネ:月の女神)」とラテン語の「cereus(ろうそく)」からきている。
種小名の macdonaldiae はキュー国立植物園の「マクドナルド夫人(Mrs. Macdonald)の」という意味である。この植物の世話をした。
写真は4月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Selenicereus macdonaldiae


★この花を見られる時が来るなんて
 頬も緩むねうまい演出


夜の女王(ヨルノジョウオウ)

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