新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「スミレ科」の記事一覧
- 2024.11.26
[PR]
- 2012.04.04
春日菫(カスガスミレ)
- 2012.04.03
乙女菫(オトメスミレ)
- 2012.04.02
大宮菫(オオミヤスミレ)
- 2012.04.01
江戸菫(エドスミレ)
- 2012.03.31
薄茜菫(ウスアカネスミレ)
春日菫(カスガスミレ)
- 2012/04/04 (Wed)
- スミレ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
春日菫(カスガスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
菫(スミレ)と筑紫菫(ツクシスミレ)の交雑種で、「日本すみれの会」の田淵誠也さんによって作出された。
菫(スミレ)は北海道から九州にかけて広く分布し、人里近くに生える。
草丈は5~15センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、葉の柄には翼がある。
花の色は濃い紫色で、側弁のつけ根の部分に毛が生える。
筑紫菫(ツクシスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、人里近くに生える。
草丈は5~15センチくらいである。
全体に毛が生える。
葉は細長い卵形で、つけ根が心形にならないのが特徴である。
花の色は白く、淡い紫色を帯びる。
下に1枚ある花びら(唇弁)が小さく、紫色の筋が入る。
春日菫(カスガスミレ)は両者の中間的形態となる。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
種小名の diffusa は「広がった」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola mandshurica x Viola diffusa
★名の由来いつかどこかで見つけたら
書き加えようさっと一筆
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
乙女菫(オトメスミレ)
- 2012/04/03 (Tue)
- スミレ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
乙女菫(オトメスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
分類上は、立坪菫(タチツボスミレ)の品種の1つとされている。
特徴は花の色が白く、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が紫色をしていることである。
距も白いものは白花立坪菫(シロバナタチツボスミレ)と呼ばれる。
和名の由来は、箱根の乙女峠で発見されたことからきている。
見づけたのは牧野富太郎博士である。
草丈は5~20センチくらいである。
地上茎がある。
根際から生える葉は心形である。
茎が伸びると葉も茎につくようになる。
開花時期は3~5月である。
花径は15~20ミリくらいで、花の色は白い。
側花弁や萼片に毛は生えない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の grypoceras は「曲がったつの」という意味である。
品種名の purprellocalcarata は「purpurella(淡い紫色の)+calcarata(距のある)」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola grypoceras f. purprellocalcarata
★素晴らしい名前もらってご満悦
乙女菫はぽちっと咲いて
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
大宮菫(オオミヤスミレ)
- 2012/04/02 (Mon)
- スミレ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
大宮菫(オオミヤスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
菫(スミレ)と野路菫(ノジスミレ)の自然交配種である。
菫(スミレ)は日本各地に分布する。
野路菫(ノジスミレ)は本州の秋田県から九州の屋久島にかけて分布する。
いずれも、人家の近くや道端に普通に生える。
大宮菫(オオミヤスミレ)は両者の中間的特長を示す。
草丈は5~15センチくらいである。
いずれも無茎種である。
野路菫(ノジスミレ)は菫(スミレ)に比べると葉のつけ根の部分の幅が広く、葉の柄にある翼がはっきりしない。
また、菫(スミレ)の葉は立つが、野路菫(ノジスミレ)は横に開く。
さらに、葉の裏側が紫色を帯びることが多い。
開花時期は3~4月である。
花の色は淡い紫色から紅紫色まであるが、青紫色のものが多い。
全部の花びらに濃い筋が入る。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola mandshurica x Viola yedoensis
★姿からその特質はわからぬが
しらべてみたい大宮菫
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
江戸菫(エドスミレ)
- 2012/04/01 (Sun)
- スミレ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
江戸菫(エドスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
菫(スミレ)と叡山菫(エイザンスミレ)との自然交配によって生まれた。
菫(スミレ)も叡山菫(エイザンスミレ)も国内では北海道から九州にかけて分布する。
いずれも無茎種で、草丈は5センチから15センチくらいである。
特徴は、叡山菫(エイザンスミレ)の形状を受け継いで葉の形が「菊葉」となることである。
葉は深く3つに裂け、その裂片がさらに細かく裂けている。
開花時期は4月から5月である。
花の色は紫である。
唇弁の真ん中は白く、紫色の筋が入る。
江戸時代から観賞用として栽培されていたという。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の eizanensis は「叡山の」という意味である。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンターの菫展で撮った。
3枚目は紅花江戸菫(ベニバナエドスミレ)と表示されていた。
学名:Viola eizanensis x Viola mandshurica
★あれ変だ葉っぱが違う江戸菫
小さな花も秘密がいっぱい
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
薄茜菫(ウスアカネスミレ)
- 2012/03/31 (Sat)
- スミレ科 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
薄茜菫(ウスアカネスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低地や低山に生える。
分類上は、茜菫(アカネスミレ)の品種の1つとされている。
基本種の花の色は、茜色や濃い紫色、淡い紫色だが、本種の場合は淡い桃色である。
また、花の色が白いものは小仏菫(コボトケスミレ)と呼ばれる。
草丈は5~10センチくらいである。
地上茎はない。
根際から生える葉は卵形で、毛がたくさん生える。
葉のつけ根の部分は心形で、葉の先は尖らない。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~6月である。
花径は15ミリくらいある。
側花弁のつけ根には毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は細長く、先が細くなる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の phalacrocarpa は「果実に毛のない」という意味である。
品種名の pallescens は「淡い白色の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola phalacrocarpa f. pallescens
★花の色淡くか弱く薄茜
踏まないように折らないように
植物図鑑
花図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
カレンダー
カウンター
楽 天
お買い物
カテゴリー
最新CM
最新記事
(11/04)
(11/03)
(06/27)
(01/29)
(01/28)
(01/26)
(01/24)
(10/21)
(10/20)
(10/18)
最新TB
プロフィール
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(07/11)
(07/12)
(07/13)
(07/14)
(07/15)
(07/16)
(07/17)
(07/18)
(07/20)
(07/20)