新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「マメ科」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2010.06.20
庭藤(ニワフジ)
- 2010.06.20
野原草藤(ノハラクサフジ)
- 2010.06.20
四つ葉萩(ヨツバハギ)
- 2010.06.17
広葉草藤(ヒロハクサフジ)
- 2010.06.16
朝鮮庭藤(チョウセンニワフジ)
庭藤(ニワフジ)
庭藤(ニワフジ)はマメ科コマツナギ属の落葉小低木である。
本州の東海地方以西から九州にかけて分布し、川沿いの岩場などに生える。
庭木ともされる。
海外では、台湾と中国にも分布する。
樹高は50センチから60センチくらいである。
葉は羽状複葉で、互い違いに生える。
小葉の形は楕円形で、長さは2、3センチである。
開花時期は6月から7月である。
藤(フジ)のような花房をつけ、長さは10センチから20センチくらいになる。
紅紫色をした蝶形の花で、長さは1、2センチである。
白花の品種もある。
鉢物は岩藤(イワフジ)の名で流通している。
写真は9月に向島百花園で撮った。
学名:Indigofera decora
★首傾げ庭藤の花眺めれば
梅雨の暑さもしばし忘れて
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野原草藤(ノハラクサフジ)
野原草藤(ノハラクサフジ)はマメ科ソラマメ属の蔓性多年草である。
秋田県、千葉県、愛知県、鹿児島県などに隔離分布し、山地の草地や林の縁、河原、海岸などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、アムール地方、ウスリー地方にも分布する。
葉は1回羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、小葉の形は幅の広い卵形である。
葉はやや白い粉を帯びている。
小葉の数は5対から8対くらいである。
近縁種の草藤(クサフジ)の場合は、小葉の幅が狭く、9対から12対と数が多い。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色ないし紅紫色をした蝶形の花をつける。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Vicia amurensis
★どのような訳で点在するのやら
調べたくなる野原草藤
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四つ葉萩(ヨツバハギ)
四つ葉萩(ヨツバハギ)はマメ科ソラマメ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、高原に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎は硬くて細長く、直立ないし斜上をする。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
1枚の葉は小葉2対から3対で構成される。
葉軸の先は巻き鬚となることが多い。
小葉は真ん中の幅が広い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色の蝶形の花をやや下向きにつける。
花は長さが10ミリから12ミリくらいで、咲き進むと青みが増す。
萼片は5枚である。
写真は7月に仙台市野草園で撮った。
学名:Vicia nipponica
★一目見て頷くほどでないけれど
つい見たくなる葉っぱの形
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広葉草藤(ヒロハクサフジ)
広葉草藤(ヒロハクサフジ)はマメ科ソラマメ属の多年草である。
北海道から本州の近畿地方にかけて分布し、海岸の草地に生える。
蔓性で草丈は50センチから150センチくらいである。
茎の断面は四角形で、毛が生えている。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
1枚の葉は小葉10枚から16枚で構成され、近縁種の草藤(クサフジ)よりも少ない。
小葉の形は楕円形で、草藤(クサフジ)よりも幅が広い。
小葉の両面に軟毛が生えており、先は丸く縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
表面の毛はやがておちる。
開花時期は5月から9月である。
葉の脇から短い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を直立させ、淡い紅紫色をした蝶形の花をつける。
花は一方向に向かってつく。
花の長さは15ミリくらいあり、草藤(クサフジ)よりも大きい。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Vicia japonica
★この花が広葉草藤ふむふむと
頷き見るが手ごわい相手
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朝鮮庭藤(チョウセンニワフジ)
朝鮮庭藤(チョウセンニワフジ)はマメ科コマツナギ属の落葉低木である。
大陸系の遺存植物である。
日本では九州の大分県、熊本県、長崎県に分布し、山地の林の中に稀に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
樹高は1メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は幅の広い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色の蝶形の花をつける。
駒繋ぎ(コマツナギ)は花穂を上向きにつけて花が咲き上るが、本種の花序は横向きで花は下向きにつく。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Indigofera kirilowii
★絶滅の惧れの多いこの花を
残し伝えん山の中にも
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