新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「マメ科」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2010.06.10
増毛紫雲英(マシケゲンゲ)
- 2010.06.09
礼文草(レブンソウ)
- 2010.06.08
浜豌豆(ハマエンドウ)
- 2010.06.07
蔓なし連理草(ツルナシレンリソウ)
- 2010.06.06
宿根連理草(シュッコンレンリソウ)
増毛紫雲英(マシケゲンゲ)
増毛紫雲英(マシケゲンゲ)はマメ科オヤマノエンドウ属の多年草である。
北海道の増毛山地にある暑寒別岳の特産種で、高山の礫地に生える。
園芸採取によって個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
葉はすべて根際から生える奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は長さ10センチから15ミリくらいの幅の広い披針形で、1枚の葉は19枚から27枚の小葉で構成される。
葉の裏面には白い毛が生えている。
自生地での開花時期は6月から7月である。
花は茎先に3輪から5輪がつく。
花の色は紅紫色である。
萼筒は細長く裂け、表面に白い軟毛が生える。
花の後にできる実は長さ12ミリから15ミリくらいの豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
写真は4月に京都府立植物園の山野草展で撮った。
学名:Oxytropis shokanbetsuensis
★見ぬならばなかなか知るを得がたきが
ここに咲くかと笑顔になれず
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花図鑑
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礼文草(レブンソウ)
礼文草(レブンソウ)はマメ科オヤマノエンドウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道の礼文島のほか利尻島、知床半島のみに分布し、海岸近くの礫地や草地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で、17枚から23枚くらいつく。
開花時期は6月から7月である。
茎先に赤紫色をした10個くらいの蝶のような花をつける。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Oxytropis megalantha
★限られた土地に根づいた礼文草
姿を見せていついつまでも
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花図鑑
浜豌豆(ハマエンドウ)
浜豌豆(ハマエンドウ)はマメ科レンリソウ属の多年草である。
日本全国に分布し、海岸の砂浜や、海岸付近の道ばた、川岸、畔や畑などに生える。
茎は横に這って長さは20センチから70センチくらいになる。
葉は羽状複葉で托葉があり、茎先は巻きひげとなる。
開花時期は4月から7月である。
茎の途中から花柄を伸ばし、紫色をした蝶形の花を何個かつける。
豆果は豌豆(エンドウ)に似ている。
園芸植物のスイートピーの仲間であり、若い実は食用になる。
俳句の季語は夏である。
写真は5月に国営ひたち海浜公園で撮った。
学名:Lathyrus japonicus
★浜豌豆巻きひげの先を追ってみる
海の彼方か空の彼方か
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花図鑑
蔓なし連理草(ツルナシレンリソウ)
蔓なし連理草(ツルナシレンリソウ)はマメ科レンリソウ属の多年草である。
ヨーロッパからコーカサス地方にかけて分布する。
また、観賞用として栽培される。
スイートピー(Sweet pea)の近縁種である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は卵形である。
「連理」というのは夫婦や男女の仲が睦まじいことの譬えである。
「比翼連理の契り」という言葉がある。
名の由来は、小葉がきれいに向かい合って生える(対生)ことからきている。
同属に連理草(レンリソウ)があり蔓性だが、本種には蔓がないことから名づけられた。
開花時期は4月から6月である。
青紫色をした蝶形の花をつける。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lathyrus vernus
★お互いを縛る絆は持たずとも
連理の翼永久に誓いて
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花図鑑
宿根連理草(シュッコンレンリソウ)
宿根連理草(シュッコンレンリソウ)はマメ科レンリソウ属の多年草である。
この名称は、富山県中央植物園の表示による。
このほかにも、広葉の連理草(ヒロハノレンリソウ)や宿根スイートピー(シュッコンスイートピー)などの名称が用いられている。
原産地はヨーロッパである。
現在では広く温帯地域に帰化している。
草丈は数メートルに達する。
全体が無毛である。
葉は2出複葉(双葉)である。
小葉の形は細長い楕円形である。
開花時期は6月から8月である。
花の色は濃いピンクや白いものがある。
花の形は蝶形である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Lathyrus latifolius
★いろいろな名前があるよこの花は
マメ科の花とすぐわかるけど
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