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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ユリ科」の記事一覧

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アロエ・ダビアナ



アロエ・ダビアナはユリ科アロエ属の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ススキノキ科とされる。
南アフリカ東部のハウテン州やフリーステイト州などに分布し、草地や林の中に生える多肉植物である。
園芸名は星斑竜舌(ホシフリュウゼツ)や蛇尾錦(ダビニシキ)という。
草丈は60~150センチくらいである。
葉は剣状で、根際からロゼット状に広がる。
葉の色は淡い緑色で、白い斑点がある。
葉の先は尖り、縁には細かい刺がある。
開花時期は2~3月くらいである。
枝分かれをした茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、オレンジ色をした筒状の花を垂れ下げる。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
属名の Aloe は、アラビア語の「alloeh(苦味のある)」からきている。葉に苦い汁液があることから名づけられた。
種小名の davyana はアメリカの植物学者「デイビー(Joseph Burtt Davy, 1870-1940)さんの」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Aloe davyana(syn. Aloe greatheadii var. davyana)

★広がった葉っぱがとても魅力的
 ぐいと背伸びし花をぶら下げ




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ベルテイミア・カペンシス



ベルテイミア・カペンシスはユリ科ベルテイミア属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
属名の読み方は「ベルテミア」や「フェルトハイミア」とするものもある。
原産地は南アフリカのケーブ地方である。
草丈は15~30センチくらいである。
根際から生える葉は帯状で、大きく波打つ。
葉はやや多肉質で、明るい緑色をしている。
開花時期は2~3月くらいである。
花茎を伸ばし、紅紫色の筒状花を房状に垂れ下げる。
雄しべが花冠から突き出る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
夏の間は地上部は枯れる。
属名の Veltheimia はドイツ人の後援者「フェルトハイム(A. F. G. von Veltheim, 1741-1808)さん」の名からきている。
種小名の capensis は「喜望峰地方の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Veltheimia capensis

★どことなく見たことのある花姿
 だけど背丈はすごく小さく




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ハオルチア・ファスキアタ



ハオルチア・ファスキアタはユリ科ハオルチア属の常緑多年草である。
分類体系によってはアロエ科とされる。
属名の読み方には「ハワーシア」、「ハオルシア」などがある。
南アフリカのケープ地方に分布する多肉植物である。
園芸名を十二の巻(ジュウニノマキ)という。
草丈は10センチくらいである。
葉は緑色の三角錐状で、ロゼット状となる。
葉の裏側に白い横縞が入る。
開花時期は夏である。
20センチから30センチの花茎を伸ばし、小さな筒状の花をつける。
花の色は白く、淡い緑色のストライブが入る。
属名の Haworthia はイギリス人の植物学者「ハワース(Adrian Hardy Haworth, 1768-1833)さん」の名からきている。
種小名の fasciata は「帯状の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Haworthia fasciata

★花茎を伸ばし花咲くハオルチア
 撮りにくいけど不思議な姿




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天の川(アマノガワ)



杜鵑草(ホトトギス)はユリ科ホトトギス属の多年草である。
ホトトギス属の総称としても用いられる。
天の川(アマノガワ)はその園芸品種である。
宮崎県固有種の黄花の突抜杜鵑草(キバナノツキヌキホトトギス:Tricyrtis perfoliata)と杜鵑草(ホトトギス)の品種の1つである白杜鵑草(シロホトトギス:Tricyrtis hirta f. albescens)との園芸交配種である。
草丈は30~60センチで、茎には毛はなく下垂する。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月である。
花径は4センチくらいで、花被片は6枚である。
花の色には個体差があるが白からクリーム色の間で、紫褐色の斑点が入る。
その斑点模様を「天の川」にたとえたのが名の由来である。
属名の Tricyrtis はギリシャ語の「treis(3)+cyrtos(曲)」からきている。3枚の外花被のつけ根の部分が袋状に曲がっていることから名づけられた。
写真は10月に川口市立グリーンセンターの野草展で撮った。
学名:Tricyrtis 'Ama-no-gawa'


★突抜の葉がそのまま生きていて
 花色渋く天の川咲く





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クニフォフィア・ガルピニー



クニフォフィア・ガルピニーはユリ科シャグマユリ属の多年草である。
分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。
赤熊百合(シャグマユリ)というのはトリトマ(Tritoma)のことで、本種もその近縁種である。
原産地は南アフリカである。
草丈は60~80センチくらいである。
根際から生える葉は細長い線形で、地面に垂れ下がる。
開花時期は6~10月である。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、オレンジ色の筒状の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kniphofia はドイツの植物学者「クニホフ(J. H. Kniphof)さん」の名からきている。
種小名の galpinii は19世紀から20世紀の南アフリカの銀行家で植物学者だった「ガルピン(E. E. Galpin)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Kniphofia galpinii


★背が高く茎もほっそりなかなかに
 ピント合わない花に苦しみ




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