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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

カテゴリー「ラン科」の記事一覧

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ブラシリオルキス・ポルフィロステレ



ブラシリオルキス・ポルフィロステレはラン科ブラシリオルキス属の多年草である。
ブラシリオルキス属はマキシラリア属の近縁で、ブラジルに12種くらいある着生種である。
本種の原産地もブラジルである。
異名をマキシラリア・ポルフィロステレ(Maxillaria porphyrostele)という。
草丈は20センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は晩秋から冬である。
花は根際の短い花茎の先につく。
花径は4センチくらいで、花の色は黄色い。
唇弁は淡い黄白色で、紅紫色の斑が入る。
花被片は内側に巻いている。
花はよい香りがする。
属名の Brasiliorchis はギリシャ語の「Brasili(ブラジルの)+orchid(ラン)」からきている。
種小名の porphyrostele は「紫色の小嘴体」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Brasiliorchis porphyrostele


★黄の色とクリーム色を対比させ
 夢見るように優しく咲いて




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マキシラリア・コッキネア



マキシラリア・コッキネアはラン科マキシラリア属の多年草である。
マキシラリア属はフロリダからアルゼンチンにかけて南北アメリカ大陸に400種くらい分布する着生種である。
本種の原産地は西インド諸島、ベネズエラ、コロンビア、ブラジルなどである。
標高500~1000メートルの森に生える着生種である。
草丈は25センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は春から夏である。
茎先に花径2~3センチの赤い花をつける。
花弁の先が尖り、唇弁を抱え込むように咲く。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Maxillaria coccinea


★唇を恥ずかしそうに包み咲く
 花の姿に灯を見る




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カウカエア・ヌビゲナ



カウカエア・ヌビゲナはラン科カウカエア属の多年草である。
カウカエア属はオンシジウム属の近縁で、南アメリカに10種ほど分布する着生種である。
本種の原産地はベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーである。
標高2500~3500メートルの森に生える着生種である。
異名をオンシジウム・ヌビゲヌム(Oncidium nubigenum)という。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチくらいの花を数輪つける。
花の色はクリーム色で、紅紫色の斑点が入る。
唇弁はクリーム色で、紅紫色の斑点が入る。
属名の Caucaea はコロンビアの「カウカ川(Cauca River)」からきている。
種小名の nubigena は「雲のように広がる」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Caucaea nubigena


★美しい花の姿に息を飲む
 これはすごいねヌビゲナの花




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オンシジウム・レウコキルム



オンシジウム・レウコキルムはラン科オンシジウム属の常緑多年草である。
オンシジウム属は中南アメリカを中心に400種くらい分布する着生種である。
属名の読み方は「オンキディウム」や「オンシジューム」とするものもある。
本種の原産地はメキシコ、ホンジュラス、グアテマラである。
標高2000メートルまでの森に生える着生種である。
草丈は30~300センチくらいである。
茎は枝分かれをして蔓状に伸びる。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
長い花茎の先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色で赤褐色の斑が入る花径3センチくらいの花をたくさんつける。
唇弁は白くてピンクや紅紫色が交じる。
花はよい香りがする。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の leucochilum は「白い唇弁の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Oncidium leucochilum


★豹柄に清楚なリップが面白く
 思わず見入るレウコキルムに




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ブラッシア・ケイリアナ



ブラッシア・ケイリアナはラン科ブラッシア属の多年草である。
ブラッシア属は中南アメリカに30種くらい分布し、着生種が多い。
本種の原産地はコロンビア、ベネズエラである。
標高1300~2300メートルの山地に生える着生種である。
分類の仕方によってはアダ属(Ada)とされる。
その場合は、アダ・ケイリアナ(Ada keiliana)と呼ばれる。
草丈は45センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗いオレンジ色の花をたくさんつける。
花径は15センチくらいあり、細長い。
花被片には褐色の斑紋が入る。
花はよい香りがする。
属名の Brassia はイギリス人の植物画家「ブラス(William Brass, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の keiliana はドイツ人のラン愛好家「ケイル(Dr. Keil, 1800's)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Brassia keiliana


★細長い花弁で蜘蛛にたとえらる
 香り豊かなブラッシアの花




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