新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「ラン科」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2013.11.17
ピンク・パフェ
- 2013.11.08
チンチン
- 2013.10.27
アガニシア・キアネア
- 2013.10.25
エピデンドルム・ラニペス
- 2013.10.03
木の上笹蘭(キノエササラン)
ピンク・パフェ
- 2013/11/17 (Sun)
- ラン科 |
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ピンク・パフェ(Pink Parfait)はバラ科バラ属の落葉低木である。
品種名は「ピンクのパフェ」を意味する。
ピンク・パルフェと表示するものもあるが、パルフェにはフランス語で「完全な」という意味がある。
フロリブンダ系(Floribunda:FL)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。
1960年にアメリカのハーバート・スイム(Herbert C. Swim)によって作出された。
樹高は100~150センチくらいである。
樹形は半直立性である。
開花時期は5~11月である。
半剣弁高芯咲きの半八重で、花の色は明るいピンクである。
花弁数は30枚くらいである。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Rosa 'Pink Parfait'
★鮮やかなピンクの色は夢の園
お菓子の国を連想させる
植物図鑑
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チンチン
- 2013/11/08 (Fri)
- ラン科 |
- CM(0) |
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チンチン(Tchin-Tchin)はバラ科バラ属の落葉低木である。
品種名はフランス語で「乾杯」を意味する。
フロリブンダ系(Floribunda:FL)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。
1978年にフランスのパオリーノ(F. G. Paolino)によって作出された。
樹高は70~120センチくらいである。
樹形は半横張り性である。
開花時期は5~11月である。
花径8~10センチくらいの丸弁盃状咲きの半八重である。
花の色は濃い朱色である。
花弁数は20枚くらいである。
花には微香がある。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Rosa 'Tchin-Tchin'
★華やぎの姿が心湧き立てる
パーティ向きのチンチンの花
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アガニシア・キアネア
- 2013/10/27 (Sun)
- ラン科 |
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アガニシア・キアネアはラン科アガニシア属の多年草である。
アガニシア属はアマゾン川上流に3種が分布する着生種である。
本種の原産地はコロンビア、ベネズエラ、ブラジルである。
標高100~500メートルのアマゾン川流域の熱帯雨林に分布する。
分類の仕方によってはアカカリス属(1属1種)とされる。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は冬から春である。
花径6センチくらいの淡い紫色をした花を数輪つける。
唇弁は濃い紫色で模様がある。
花はよい香りがする。
属名の Aganisia はギリシャ語の「agnos(感謝)」からきている。
種小名の cyanea は「暗い藍色の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aganisia cyanea(syn. Acacallis cyanea)
★花菖蒲思わすような姿して
背丈は低く花は大きく
植物図鑑
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エピデンドルム・ラニペス
- 2013/10/25 (Fri)
- ラン科 |
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エピデンドルム・ラニペスはラン科エピデンドルム属の多年草である。
エピデンドルム属はカトレアの近縁種で、中南アメリカに1100種くらい分布する大きな属である。
属名の読み方は「エピデンドラム」とするものもある。
本種の原産地はエクアドル、ボリビア、コロンビア、ペルーである。
標高700~1500メートルの熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は11~3月くらいである。
枝分かれした茎先にそれぞれ総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径15~0ミリくらいの白い花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
日本では属名のエピデンドルムないしエピデンドラムの名でさまざまな園芸品種が流通している。
属名の Epidendrum はギリシャ語の「epi(上) + dendron(木)」からきている。着生種であることを示すために名づけられた。
種小名の lanipes は「lani(羊毛状の) + pes(足)」からきている。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Epidendrum lanipes
★小さくてラッパのようなリップだね
大の字みたいな花よく香り
植物図鑑
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木の上笹蘭(キノエササラン)
- 2013/10/03 (Thu)
- ラン科 |
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木の上笹蘭(キノエササラン)はラン科クモキリソウ属の多年草である。
日本固有種である。
奄美大島のみに分布し、樹幹に生える着生種である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い卵形で2枚ある。
葉の質は革質である。
開花時期は10月から1月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い緑褐色の花を数輪つける。
花径は2センチに満たない。
近縁種の竹蕙蘭(チケイラン:Liparis bootanensis)と区別しない見解もある。
違いは本種の髄柱(白っぽい柱状の器官)に鉤状の翼がないことだという。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の uchiyamae は小石川植物園の園丁長だった「内山富次郎(うちやま・とみじろう, 1851-1915)さんの」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Liparis uchiyamae
★木の上に生えて葉っぱは笹のよう
そんな名前が愛らしいよね
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