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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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ネペンテス・アルボマルギナタ



ネペンテス・アルボマルギナタはウツボカズラ科ウツボカズラ属(ネペンテス属)の蔓性常緑低木である。
ネペンテス属は東南アジアを中心に70種くらいが分布する。
また、たくさんの園芸品種がある。
ネペンテス・ラフレシアナ(Nepenthes rafflesiana)の和名を靫葛(ウツボカズラ)というが、この種に対して限定的に和名が使われることはほとんどない。
ネペンテス属の総称としてウツボカズラ属という和名が使用されることが多い。
代表的な食虫植物の1つで、壷状の袋に落ちた虫を消化して栄養にする。
生育している場所が十分な栄養のとれない環境なので、足りない養分を虫を食べて補っているのである。
本種の原産地はカリマンタン島、スマトラ島、マレー半島で、標高1100メートルまでの林の縁などに生える。
1848年に最初に発見された。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.2.3, 1994)では保全対策依存(CD)に指定されている。
蔓の長さは4~6メートルになる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、根際に集まって互い違いに生える(互生)。
葉は薄い革質で硬い。
捕虫袋は細い円筒形である。
変異が多い種で、捕虫袋の色は緑色や赤、紫色、黒に近いものなどがある。
補虫袋は全体的に細かい毛で覆われ、襟の下に白い帯が入る。
属名の Nepenthes はギリシャ語の「ne(無)+penthos(憂)」からきている。捕虫嚢にある液体を例えたものと思われる。
種小名の albo-marginata は「白い縁取りのある」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Nepenthes albo-marginata

★この個体はっきり見えぬ白い帯
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ネペンテス・アラタ



ネペンテス・アラタはウツボカズラ科ウツボカズラ属(ネペンテス属)の蔓性常緑低木である。
ネペンテス属は東南アジアを中心に70種くらいが分布する。
また、たくさんの園芸品種がある。
ネペンテス・ラフレシアナ(Nepenthes rafflesiana)の和名を靫葛(ウツボカズラ)というが、この種に対して限定的に和名が使われることはほとんどない。
ネペンテス属の総称としてウツボカズラ属という和名が使用されることが多い。
本種はフィリピン、スマトラ島、マレー半島に分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.2.3, 1994)では軽度懸念(LC)に指定されている。
代表的な食虫植物の1つで、壷状の袋に落ちた虫を消化して栄養にする。
生育している場所が十分な栄養のとれない環境なので、足りない養分を虫を食べて補っているのである。
蔓の長さは5~6メートルになる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉は薄い革質で硬い。
捕虫袋は細い円筒形で先が少しふくらみ、長さは10~15センチくらいである。
変異が多い種で、捕虫袋の色は緑色や赤のものがある。
属名の Nepenthes はギリシャ語の「ne(無)+penthos(憂)」からきている。捕虫嚢にある液体を例えたものと思われる。
種小名の alata は「翼のある」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Nepenthes alata

★面白い姿に惚れる人多い
 マニアが支える靫葛は




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アンスリウム・ベイケリ



アンスリウム・ベイケリはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には紅団扇(ベニウチワ:Anthurium scherzerianum)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はグアテマラからコロンビアである。
海岸沿いから標高1000メートルまでの湿った森に生える。
種小名はそのまま読めばバケリだが、ベイケリとして紹介するものが多いのでそれに倣う。
なお、人名の場合は母国語の読みに沿ったほうがいいという説も見かけるが、そうでなければいけないというものでもない。
いわばローカルルールの類である。
草丈は20センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は線状の披針形(笹の葉のような形)で、群がり生える(叢生)。
葉には長い柄があり、両端が尖る。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)をつけ、緑色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
艶のある赤い実を長い間つけており、こちらのほうが観賞価値がある
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の bakeri はイギリス人の植物分類学者「ベイカー(John Gilbert Baker, 1834-1920)さんの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Anthurium bakeri

★ちょっと見はグロテスクだがベイケリの
 姿に思わず笑みをこぼして




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八重朝鮮朝顔(ヤエチョウセンアサガオ)



朝鮮朝顔(チョウセンアサガオ)はナス科チョウセンアサガオ属の多年草である。
原産地はインドである。
日本へは江戸時代に中国経由で伝わった。
和名の「朝鮮」は広く異国を意味する。
八重朝鮮朝顔(ヤエチョウセンアサガオ)はその園芸品種である。
草丈は80センチから100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをする。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
時として向かい合って生える(対生)こともある。
葉の先は尖り、縁は波打つ。
開花時期は8月から9月である。
葉の脇に朝顔(アサガオ)に似た漏斗状の花を下向きにつける。
花の色は紫色や黄色である。
花冠の長さは10センチから15センチくらいあり、筒部が長くて先が浅く5つに裂ける。
「八重」の名がつくが、花は2段咲き、3段咲きである。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、短い棘がたくさん生える。
熟すと割れて灰色の種子を飛ばす。
全草に有毒物質のアルカイドを含む。
属名の Datura はこの植物のアラビア名「tatorah」ないしヒンズー名「dhatura」からきている。
種小名の metel はアラビア語の「mathel(麻薬性を表す言葉)」からきている。
園芸品種名の Fastuosa は「非常に美しい」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Datura metel 'Fastuosa'(syn. Datura metel 'Floreplena')

★定まった位置になかなかつけないが
 おどろおどろのめずらしい花



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於呂島竹(オロシマチク)



於呂島竹(オロシマチク)はイネ科メダケ属(アズマザサ属)の常緑タケ類である。
福岡県の於呂島が原産地といわれるが、自生するものは確認されていない。
基本種は翁竹(オキナダケ)という。
草丈は20~40センチくらいである。
日本のタケ類の中では最も小形である。
葉は長さが4センチくらいで明るい緑色をしており、2列に密に並ぶ。
刈り込みに強く、庭園や斜面の緑化などに使われている。
属名の Pleioblastus はギリシャ語の「pleios(多い)+blastos(芽)」からきている。ササに比べて節に芽がたくさん集まることから名づけられた。
種小名の argenteostriatus は「銀白色の縞のある」という意味である。
園芸品種名の Distichus は「2列になった」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Pleioblastus argenteostriatus 'Distichus'(syn. Arundinaria pygmaea)

★背を低く明るい色に敷き詰める
 於呂島竹は緑絨毯




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