新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
雄熊蕨(オクマワラビ)
- 2014/03/14 (Fri)
- オシダ科 |
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雄熊蕨(オクマワラビ)はオシダ科オシダ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
葉は長さが40~70センチくらいで、羽状に裂ける。
葉の柄のつけ根のほうには、艶のある黒褐色の鱗片が密生する。
胞子のう群は葉の上部半分の羽片の中肋と辺縁の中間につく。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の uniformis は「1つの形の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dryopteris uniformis
★どんな葉に育つことやら楽しみだ
覚えておこう雄熊蕨を
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博多羊歯(ハカタシダ)
- 2014/03/13 (Thu)
- オシダ科 |
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博多羊歯(ハカタシダ)はオシダ科カナワラビ属の常緑多年草である。
本州の福島県・新潟県から九州にかけて分布し、林の中や林の縁に生える。
海外では、中国にも分布する。
根茎は短く這う。
葉は長さが80センチくらいある2回奇数羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に羽片が並んで先にもう1枚羽片がつき、それがもう1回枝分かれをする。
左右につく羽片は3~5対と少ない。
葉の質は硬い紙質で、濃い緑色をしている。
葉の真ん中に黄色い斑の入るものがあり、これを「博多織」に見立てたのが和名の由来である。
胞子嚢群は小羽片の裏側の中肋と辺縁の間につく。
属名の Arachniodes はギリシャ語の「arachnion(クモの巣)+odes(形状をした)」からきている。
種小名の simplicior は「より単一な」という意味である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Arachniodes simplicior
★博多織思わすような葉の模様
きりりと締まりとても粋だね
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藪蘇鉄(ヤブソテツ)
- 2014/03/12 (Wed)
- オシダ科 |
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藪蘇鉄(ヤブソテツ)はオシダ科ヤブソテツ属の常緑シダ植物である。
本州の東北地方から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ベトナム、タイなどにも分布する。
草丈は40~80センチくらいである。
葉は長い楕円形で、羽状に裂ける。
葉の色は緑色で、艶はない。
側羽片の形は先の尖った三角形で、10~25対くらいつく。
葉の先のほうでも羽片は小さくならない。
胞子のう群は円形で、葉の裏面に疎らにつく。
属名の Cyrtomium はギリシャ語の「cyrtoma(曲がり)」からきている。羽片が鎌形に曲がることから名づけられた。
種小名の fortunei はイギリス人の植物学者「フォーチュン(Robert Fortune, 1812-1880)さんの」という意味である。インドや中国の植物を多数収集した。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cyrtomium fortunei
★艶のない葉先の尖る藪蘇鉄
いろいろあるねオシダの仲間
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深山寒萱(ミヤマカンスゲ)
- 2014/03/11 (Tue)
- カヤツリグサ科 |
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深山寒萱(ミヤマカンスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草である。
スゲ属は世界に2000種くらいが分布する。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
変異も多くて日本固有種という言い方はあまりしないようだが、分布域は日本の領土に限られる。
漢字では「深山寒菅」とも書く。
草丈は20~50センチくらいである。
葉は幅が5~7ミリくらいの線形で柔らかく、縁はわずかにざらつく。
開花時期は3~5月くらいである。
小穂を直立させて上部に雄花をたくさんつける。
雌花は下方に小穂をつける。
花の後にできる実は小堅果である。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の multiflora は「たくさん花が咲く」という意味である。
写真は3月に国立科学博物館附属目黒自然教育園で撮った。
学名:Carex multifolia
★ふさふさと茂る葉っぱの間から
立てた小穂はちょいと小粋
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紅羊歯(ベニシダ)
- 2014/03/10 (Mon)
- オシダ科 |
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紅羊歯(ベニシダ)はオシダ科オシダ属の常緑多年草である。
本州からトカラ列島にかけて分布し、道端や林の中に普通に生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国、フィリピンなどにも分布する。
葉は2回羽状複葉である。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
それをもう1回繰り返して1枚の葉となる。
葉の質は紙質でやや艶があり、先は次第に狭くなる。
若葉が紅色を帯びるのが特徴で、それが名の由来ともなっている。
若葉では、葉の裏側につく胞子嚢群も鮮やかな紅紫色をしている。
葉の形や大きさには変異が多いという。
葉の長さは30~70センチくらいである。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の erythrosora は「赤い胞子嚢群の」という意味である。
写真は3月に国立科学博物館附属目黒自然教育園で撮った。
学名:Dryopteris erythrosora
★ほんのりと紅色帯びるシダだって
いろいろあるねシダの仲間も
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