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新・花の仲間調べ

仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。

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相思樹(ソウシジュ)



相思樹(ソウシジュ)はマメ科アカシア属の常緑高木である。
原産地は台湾、フィリピンである。
日本へは明治時代に小笠原諸島、沖縄に台湾から導入された。
街路樹や公園樹とされる。
別名を台湾アカシア(タイワンアカシア)という。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では軽度懸念(LC)に指定されている。
樹高は5~15メートルくらいである。
披針形(笹の葉のような形)で互い違いに生える(互生)葉は仮葉である。
これは葉の柄の変化したものである。
本当の葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)だが、若い枝にしか見られない。
開花時期は4~5月くらいである。
沖縄では12月にも咲いていた。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い球状の花(頭花)をつける。
花はたくさんの雄しべからなり、花弁はない。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、7~8月に褐色に熟する。
材は建築材、家具材などに利用される。
花言葉は「秘密の愛」である。
属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(棘)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。
種小名の confusa は「混乱した」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の海洋博記念公園で撮った。
学名:Acacia confusa

★その名前わからぬままに撮った花
 いまつながれば笑みのこぼれて




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八重山黒檀(ヤエヤマコクタン)



八重山黒檀(ヤエヤマコクタン)はカキノキ科カキノキ属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
また、街路樹や庭園樹とされる。
海外では、台湾、中国南部、フィリピン、インドシナ半島、マレーシア、インド、スリランカ、南太平洋諸島などにも分布する。
別名を琉球黒檀(リュウキュウコクタン)という。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
樹皮は黒灰色で平滑である。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉の先は尖らず、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は5月である。
葉の脇に数輪の淡い黄色の花をつける。
花冠は鐘形で3つに深く裂ける。
カキノキ属の多くは4つに裂ける点が異なる。
花の後にできる実は長さ1センチくらいの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黄赤色に熟する。
材は楽器の三線(さんしん)の竿などに利用される。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の egbert-walkeri はアメリカの植物学者「エグバート・ウォーカー(Egbert Hamilton Walker, 1899-1991)さんの」という意味である。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Diospyros egbert-walkeri

★柿の木の仲間なのかと驚いて
 手触りを見る八重山黒檀





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フィクス・プラティフィラ



フィクス・ウンベラタはクワ科イチジク属の落葉高木である。
属名の読み方は「フィカス」とするものもある。
原産地はガーナ、セネガル、ナイジェリアなどで、サバンナ地帯に生える。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く、葉脈が目立つ。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
花は無花果(イチジク)のような隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)である。
花の後にできる実はイチジク状果である。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の platyphylla は「広い葉の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ficus platyphylla

★アフリカのサバンナ地帯が故郷だ
 可能性秘め静かに茂る




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大葉犬枇杷(オオバイヌビワ)



大葉犬枇杷(オオバイヌビワ)はクワ科イチジク属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し山地に生える。
海外では、台湾、フィリピン、ニューギニア、南太平洋諸島、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、インドなどにも分布する。
樹高は7メートルから10メートルくらいである。
熱帯地方では25メートルくらいになるものもある。
樹皮は灰白色である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄異株である。
開花時期はほぼ周年である。
無花果(イチジク)のような隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)をつける。
花の後にできる実は直径2センチくらいの球形のイチジク状果で、緑褐色に熟する。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の septica は「果実が胞間裂開する」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ficus septica

★北限の大葉犬枇杷あの島で
 いつか見たいと夢膨らませ




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フィクス・ウンベラタ



フィクス・ウンベラタはクワ科イチジク属の常緑高木である。
属名の読み方は「フィカス」とするものもある。
原産地は西アフリカである。
日本では鉢植えの観葉植物とされる。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く、葉脈が目立つ。
葉の先は尖り、縁は波打つ。
葉は長さが30センチ、横幅も20センチくらいあり大きい。
開花時期は5月くらいである。
無花果(イチジク)のような隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)をつける。
花の後にできる実はイチジク状果で、自生地では食用にされる。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の umbellata は「傘形の」という意味である。ここでは樹形を表している。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ficus umbellata

★かっこよい姿で茂るフィクスは
 陽射し厳しいアフリカ育ち




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