新・花の仲間調べ
仲間ごとに分類して季節の花をお届けします。
カテゴリー「トウダイグサ科」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2014.05.21
松葉灯台(マツバトウダイ)
- 2014.05.20
ユーフォルビア・ポリクロマ
- 2014.04.01
ユーフォルビア・ゴットレベ-
- 2014.03.31
ユーフォルビア・アミグダロイデス・ロビアエ
- 2013.12.13
クロトンの木(クロトンノキ)
松葉灯台(マツバトウダイ)
- 2014/05/21 (Wed)
- トウダイグサ科 |
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松葉灯台(マツバトウダイ)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の多年草である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名の読み方は「エウフォルビア」とするものもある。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布するので、属名の和名をトウダイグサ属という。
本種の原産地はヨーロッパから西アジアで、乾燥した荒れ地や岩場に生える。
ギリシャ時代には下剤として用いられたという。
日本にも帰化していて、北海道から本州の中部地方にかけて分布し海岸などに生える。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎にはやや匍匐性がある。
葉は幅の広い線形で松葉に似る。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に杯状花序(花が杯状の総苞に包まれるて茎先につく)を出し、黄色い花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名を糸杉灯台(イトスギトウダイ)という。
学名のユーフォルビア・キパリシアスで表示するものもある。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の cyparissias は「イトスギ(kuparisso)に似た」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Euphorbia cyparissias
★この花は葉っぱが変わった形だよ
灯台草の仲間だけれど
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ユーフォルビア・ポリクロマ
- 2014/05/20 (Tue)
- トウダイグサ科 |
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ユーフォルビア・ポリクロマはトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名の読み方は「エウフォルビア」とするものもある。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布するので、属名の和名をトウダイグサ属という。
本種はヨーロッパの南東部から中央アジアにかけて分布し、林の中に生える。
流通名を黄河(コウガ)という。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~6月くらいである。
茎先に杯状花序(杯状の総苞に包まれて雄花数個と雌花1個がある花序)をつける。
花はあまり目立たない。
輪生状につく総苞が黄色く色づき、花のように見える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「協力を得る」である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の polychroma は「たくさんの色の」という意味である。
写真は5月に札幌市の豊平公園で撮った。
学名:Euphorbia polychroma
★鮮やかな色が庭には似合うのか
めずらしいよね園芸品種
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ユーフォルビア・ゴットレベ-
- 2014/04/01 (Tue)
- トウダイグサ科 |
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ユーフォルビア・ゴットレベ-はトウダイグサ科トウダイグサ属の多年草である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名の読み方は「エウフォルビア」とするものもある。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布するので、属名の和名をトウダイグサ属という。
本種の原産地はマダガスカルである。
同じマダガスカルを原産地とする花麒麟(ハナキリン)の近縁種である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
多肉植物で、草丈は最大で150センチくらいである。
茎につく棘はより太くて大きい。
葉は細長い線形で、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
花の形状は花麒麟(ハナキリン)と見分けがつかない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の gottlebei はドイツ人でマダガスカルの植物を収集した「ゴットレベ(Gunter Gottlebe)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Euphorbia gottlebei
★少しだけ姿を変えているけれど
花麒麟とは瓜二つだね
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ユーフォルビア・アミグダロイデス・ロビアエ
- 2014/03/31 (Mon)
- トウダイグサ科 |
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ユーフォルビア・アミグダロイデス・ロビアエはトウダイグサ科トウダイグサ属の常緑多年草である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名の読み方は「エウフォルビア」とするものもある。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布するので、属名の和名をトウダイグサ属という。
本種の原産地はトルコである。
英名はウッドスパージ(wood spurge)である。
スパージは「灯台草」のことで、茎が木質化することからウッドスパージとされた。
草丈は10~50センチくらいである。
葉はへら形である。
根際にはたくさんの葉がロゼット状に生える。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~5月である。
茎先に杯状花序(花が杯状の総苞に包まれるて茎先につく)を出し、黄色い花を咲かせる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の amygdaloides は「モモ亜属(Amygdalus)に似た」という意味である。
変種名の robbiae はイギリス人のプラントハンター「ロブ(Mary Anne Robb, 1800's)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Euphorbia amygdaloides var. robbiae
★独特の花の姿でピンと来る
ユーフォルビアの仲間ここにも
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クロトンの木(クロトンノキ)
- 2013/12/13 (Fri)
- トウダイグサ科 |
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クロトンの木(クロトンノキ)はトウダイグサ科クロトンノキ属の常緑低木である。
原産地はマレー半島、南太平洋諸島、オーストラリア北部などである。
YListでは標準和名を変葉木(ヘンヨウボク)という。
この名前の通り、葉の形や色にたくさんの種類がある。
観葉植物として栽培されており、150種類以上の園芸品種があるという。
樹高は1~3メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
雌雄同株である。
開花時期は2~10月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、目立たない白い花をつける。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉の色は黄色や赤、緑、黒などで、斑入りのものもある。
花言葉は「妖艶」である。
属名の Codiaeum はギリシャ語の「kodeia(頭)」からきている。葉を儀式用の花環に用いたことから名づけられた。
種小名の variegatum は「斑入りの」という意味である。
変種名の pictum は「彩色された」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Codiaeum variegatum var. pictum
★葉の色も形もみんな違ってる
変葉木は南国生まれ
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